時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記-飛鳥

吉宗評判記165話『誰がための親不孝』(飛鳥/松尾)感想

口入れ屋木川屋の長男市助は家を出て放蕩を繰り返し、父と弟を悩ませていた。だがそれは実子の弟に跡目を継がせようとする市助の芝居。御浜御殿改修工事御用を争う大倉屋に父が殺され、弟が家に戻って欲しいと懇願するのを断る市助。だが普請奉行と結託した…

吉宗評判記140話『天下御免のあばれ槍』(飛鳥/荒井)感想

吉宗が出会った槍使いで岡山出身の元郷士笠井杢兵衛は夫を殺された紀久とその娘奈美をかくまい面倒を見ていた。彼女の亡き夫は岡山藩船手組同心で、藩船を使った家老の抜け荷を告発しようと証拠を持ち出し江戸に来て殺されたのだった。そして杢兵衛もまたそ…

吉宗評判記139話『口説いた相手が悪かった』(飛鳥/松尾)感想

自ら抜擢した甲州市川代官宗方栄之進(岡崎二朗)が病を理由に御役御免願いを出してきたのを不審に思う吉宗。同じ市川を通りかかったおそのが税に苦しむ村人らに利用されそうになった顛末を聞き、宗方の事も併せ、これは何かあるのでは?と調査に乗り出す。

吉宗評判記135話『湯けむり地獄の決斗』(飛鳥/荒井)感想

別府温泉町で火薬密造の噂有り、と調査に出ていたおそのが音信不通に。これは何かあり、火薬密造は放っておけぬ…と九州へ旅立つ吉宗一行。別府では強力な火薬を作り大儲けをしようと企む一味が暗躍、火薬製造に必須の良質な硫黄を作れる田野倉屋を我が物にし…

吉宗評判記134話『油地獄のバカ踊り』(飛鳥/松尾)感想

油不足による価格高騰が問題になる中、花魁小鶴と共に放蕩を続ける油問屋越後屋の若旦那清十郎に出会う吉宗。何か故ありと睨むが、彼は油売止めに反対して殺されたと思われる父の仇を討とうと黒幕をおびき出す為、芝居をしているのだった。

吉宗評判記131話『蜆汁から弾丸が出た!』(飛鳥/荒井)感想

父を謎の銃撃で亡くし、病の母を蜆売りで支える少年正太。彼の売る蜆が食中毒を引き起こし、町の人には憎まれ奉行所に捕らえられる事態に。不審に思った吉宗の指示から蜆が鉛に汚染されていた事が分かり、ひいては父を奪った弾丸密造の陰謀が暴かれる。

吉宗評判記130話『幼なじみは大奥の女』(飛鳥/荒井)感想

実家が裕福な奥女中を罠にかけ、金を強請り一家心中までさせた大奥御年寄 松風と御広敷用人 篠原図書。一味が次に狙ったのはめ組 久の幼なじみ、今津屋のお澄だった。

吉宗評判記125話『男の門出の燈籠流し』(飛鳥/松尾)

マザコンで変わり者と謗られる天文方渋川平助が新御番頭野尻弾正邸で植木職人が殺されるのを目撃。知り合った職人の娘お雪の為に真相究明しようとするが野尻は贋金作りをしており……

吉宗評判記124話『溺れて手柄をたてた奴』(飛鳥/松尾)感想

泳げないのを苦悩する御徒組の真下。吉宗は彼と知り合い、水練特訓をすることに。だがその特訓場所には抜け荷の品が沈んでおり、取り戻そうとする浦賀奉行と伊勢屋の悪事が暴かれる。

吉宗評判記123話『女親分!め組のおさい』(飛鳥/原田)感想

ひょんなことからごろつきを倒し、女侠客を気取るおさい。それを町火消を潰そうと企む元老中と定火消役に利用され、殺人容疑で投獄される羽目に。吉宗は何とか容疑を晴らそうとするが…

吉宗評判記121話『花咲ける女武士道』(飛鳥/荒井)感想

商売敵となる町方私塾を疎んじる高家旗本たち。私塾をすべて潰して許可した吉宗も失墜させようと画策。手先の女師範をおまちが通う私塾に入り込ませるが、新さんや生徒たちにほだされ女師範は改心。怒った高家たちに始末されそうになるが…

吉宗評判記120話『竹姫様涙のお輿入れ』(飛鳥/松尾)感想

綱吉の養女で吉宗の大叔母にあたる竹姫は2度の縁談が流れ、江戸城三の丸で気鬱の日々を送っていた。それにつけこむ尾張藩留守居役が竹姫に贅沢をさせ評判を落とし、ひいては吉宗を失脚させようと画策する。

吉宗評判記118話『天下御免の盗っ人修行』(飛鳥/松尾)感想

東照神君遺愛の脇差しが江戸城から盗まれ、数日後には脇差しが必要な行事(嘉祥の祝い)があり窮地に陥る吉宗。餅は餅屋、と更生した大泥棒吉兵衛に弟子入りし、脇差しを取り戻すため力を尽くす。

吉宗評判記114話『正体見たぞ!隼小僧』(飛鳥/荒井)

義賊の隼小僧次郎吉は重税に苦しむ恩人の横手村名主庄兵衛のため、盗みを働いていた。しかし領主江川主殿に庄兵衛は殺され、自分の行いでは村の苦しみは終わらないことを悟り江川と刺し違える覚悟で屋敷に向う。

吉宗評判記113話『どうにも止まらなかった男』(飛鳥/荒井)

阿弥陀仏に会いたいがため、一心不乱に西を目指して突き進む修行僧市松。め組で彼に会い、許嫁と母を失った悲しみからの行動と知った吉宗は進行方向にある江戸城を通行させてやろうと尽力する。ところが許嫁を殺した御先手鉄砲組組頭が市松を知ることになり…

吉宗評判記111話『咲け!姥捨山の恋』(飛鳥/松尾)

前将軍の菩提を弔う元大奥女中達が暮らす桜田御用屋敷。そこで働くお端下お孝が目安箱へ御用屋敷に閉じ込められた女達の苦悩を訴えたのをきっかけに、御用屋敷奉行の公金着服などの問題が明らかになる。

吉宗評判記110話『立て!江戸の若者たち』(飛鳥/荒井)

町名主の組合長である肝煎名主庄兵衛が殺される。後任の肝煎には年功序列で助太夫(睦五朗)が指名されるところを、娘婿の清次郎(森次晃嗣)が異議申し立て、入れ札(投票)で選ぶことに。因習に逆らい若者の代表として立候補する清次郎だが肝煎の利権を狙う奉行…

吉宗評判記101話『八百万石を担ぐ男』(飛鳥/萩原)感想

町で覆面の侍達に襲われている又助を助けた吉宗。彼は将軍の駕籠を担ぐ、酒癖は悪いが気のいい陸尺で狙われる理由もない筈。気になる吉宗は又助に誘われるまま陸尺修行をしながら傍についていると、又助が泥酔したある日の夜に霊岸島船着き場で抜け荷を目撃…

吉宗評判記100話『天下御免のにせ将軍』(飛鳥/荒井)感想

江戸の町に出所の分からない銀鉱石が出回り、それを元に偽銀貨が作られる事を案じる忠相。忠相は吉宗に銀鉱石を両替商に持ち込んだ博打打ち秀次の話をし、何故か吉宗自らのお出ましを請う。吉宗が秀次に会うと彼は吉宗に瓜二つだった。二人は入れ代わり、秀…

吉宗評判記99話『男、炎の土俵入り!』(飛鳥/松尾)感想

先の御側用人安倍大学(小池朝雄)は影響力は持ちつつも、今は無役の旗本寄合席。旗本達より町人庶民を優先していると吉宗を批判し、同じ寄合席で不満を持つ旗本らと組み、幕閣に返り咲こうと画策していた。その資金徴収をただ一軒断ってきた好花堂に腹を立て…

吉宗評判記90話『奮戦!辰五郎先生』(飛鳥/河野)感想

大阪西奉行に不正有りとの一報。かたや寺子屋の先生西本の代理で生徒達の天神参り引率を引き受けた辰五郎だが生徒の一人が誘拐されてしまう。実は西本は件の大阪西奉行所の元勘定改方同心江崎平之助であり誘拐犯の要求は彼が持ち出した不正の証拠の帳簿を渡…

吉宗評判記88話『燃やせ!限りある命を!』(飛鳥/荒井)感想

め組のおまちが出逢った病弱な若者は奥右筆の息子、主税(ちから)。その父の水野舎人は余命僅かな息子にせめても…と贅沢をさせる為、不正に手を染めていた。それを知った吉宗は息子を奮起させ水野の目を覚まし、彼を操っていた悪党を成敗する。