綱吉の養女で吉宗の大叔母にあたる竹姫は2度の縁談が流れ、江戸城三の丸で気鬱の日々を送っていた。それにつけこむ尾張藩留守居役が竹姫に贅沢をさせ評判を落とし、ひいては吉宗を失脚させようと画策する。
・千両の打ち掛け…前に番組内で1両=10万(時代によって異なります)だったから一億円かーすご。
・また柳の局が。2本撮りだからかな。竹姫の連日の遊興他贅沢ぶりを非難。
・竹姫29歳。今だったら若いほうだけど江戸時代じゃ結婚遅れてるんだろな。竹姫役は中島ゆたか。竹姫付き用人が織本順吉、尾張留守居役が安部徹。
・織本順吉に倹約の件を言っても埒が明かないので直接竹姫と話をすることにした上様。しかし竹姫付き奥女中浦里が会おうとする竹姫を遮り、上様には竹姫が「会いたくない」「尾張の宗春殿が将軍になられたほうが良かった」などと言ってると嘘八百を並べ立てる。浦里さんの意地悪フェイスすごいなー。あと嘘とはいえそこまで言われて怒らない上様もすごい。
・上様がめ組に行くと冒頭千両打ち掛けは倹約令に反してるので買い主を捕まえてやる!と息巻いていた同心·人見がくだを巻いている。深江章喜が善人役…悪徳同心に見える笑
・上様が酔った人見を送っていくと娘お加代と婚約者勇作が。勇作は錺職人だが婿入りして同心を継ぐ予定。時代劇はこういう場合絶対不幸な目に合います。
・勇作がお加代のために最後の仕事として作った簪を安部徹が見かけ、断られたのに強引に奪う。しかも勇作を切り捨て。安部徹は悪いなー。
・寝込む勇作と娘に仮祝言の盃を交わさせる人見。人事不省の怪我人の唇に酒をつけるだけじゃなく流し込むのはやめてくださいw
・尾張藩江戸屋敷に乗り込もうとする人見を止める上様。竹姫といい尾張といい葵の御紋は信じられない!と言う人見に辰五郎は何て言い草と怒ったけど、まー確かに信じられないよね。特に尾張。
・今津藩が竹姫に打ち掛けを贈ったのは尾張の命令と調べてくる半蔵。今津藩はそのために家臣の扶持を半減(一万石に千両はキツイもんね)憎まれますよ、それは。
・件の簪を竹姫に贈る安部徹「腕のいい錺職人が許嫁のために作ったのを無理に買い上げて参った甲斐が」そんなこと得意そうに言うな笑。人の心を解さない安部徹(あくまでも役の上で)
・頭に指していた簪を抜いて机に置く竹姫。安部徹を叱って簪を庭に投げ捨てる浦里。わざわざ「お輿入れ不首尾」と言ったり憎々しい…
・庭に落ちた簪を拾う潜入女中おその。偉い。
・おそのから顛末を聞く上様。お輿入れ不首尾での竹姫の複雑な気持ちをおそのが「それが…女ごころというものでございます」とタメまで入れて言ってて笑う。
・私の脳内スクリーンに半蔵が「そなたが……おんなごころ?」と言って、ぶはっと笑ってしまいおそのに殴られる所まで浮かびました(後の回参照)おそのは見た目は美女だけど意外と女らしく無いんだよね…本人は女らしいと思ってるみたいだけど。そこが良い。
・上様「これまで竹殿のことを忘れていたわけではないが」絶対に忘れてたと思いまーす。
・尾張藩江戸屋敷に馬で宗春から「総登城での竹姫贅沢三昧糾弾ひいては吉宗の責任追及作戦やってよーし」の文が。騒ぎすぎなので庭師に化けてる半蔵にバレバレで全部聞かれとるがな。
・城で上様にご報告。尾張の動きの証拠を掴めんか?と言われてあっさり「心得ました」と出て行く半蔵。お庭番て便利ね…Siriの代わりに欲しい。
・諸侯揃う総登城の触れ太鼓が。このままだと竹殿が糾弾されるのでその前に竹殿に会う(爺と忠相に)時間を稼いでくれと言いおき、三の丸へ行く上様。
・三の丸。人払いをして竹姫と話す上様。尾張の狙いを話しても宗春殿はそんな人だと思えないと言う竹姫。あほや。打ち掛けの為に今津藩士の扶持半減や簪の件で怪我人が…と聞いてやっと考え顔に。
・三の丸に安部徹、織本順吉、浦里揃い踏み。上様が責めても「なんぞ証拠があってのことでごさいましょうか?」「証拠も無しに我が尾張藩を疑うとは厄介なことになりましょうぞ?」むーかーつーくー
・そこへ「上様!」と半蔵が。さっと跪いて「証拠はこれに…」タイミング、ギャグかwてか総登城太鼓前に証拠頼むって言われて、もう…?あなたすごいですね。
・証拠は安部徹からお仲間への「総登城席で竹姫の事は全て吉宗のせいと騒ぎ立ててね☆」お手紙。安部さんは宗春指示書すぐ破り捨てたのに……係る人が増えるとうっかりさんもでてきます。
・もはや言い逃れは出来ないので出合え出合えタイム。今回は上様のお城なのに…安部さんがお付きの武士を呼んでたとはいえ、江戸城どうなってるんですか?
・おそのから刀を受け取り戦闘開始。
・浦里さん、最後まで感じ悪かったのでおそのに斬られていい気味だと…ごめんね。
・本丸のほうで「三の丸が騒がしいぞ!?」となってるのにまだ警備の者とか来ない江戸城やはりどうなってんの?
・おかげで上様は生き生き敵をぶちのめしております。上様の運動タイムなのかな?
・竹姫を人質に取る安部さんと驚く上様。敵を倒しながら「!?」と気づいて動く半蔵。
・姫の命が惜しくば「刀をお捨て願いましょうか」と脅され、刀を投げ捨てる上様とおその。二人ともしぶしぶ風情で笑う。
・勝ち誇って笑いかけた安部さんの後ろの畳が返され床下から半蔵が。安部さんをさっくり槍で刺す。半蔵優秀すぎるwおそのも駆け上がり斬りつけ…刀捨てさせられてムカついたんだろうなw
・上様に侘び、諸侯にも頭を下げる竹姫。感心してる爺に「愚かな真似をしたので頭下げるのは当然」と言う柳の局は良いね。
・ただ爺の言う通り臣下に頭を下げるのは凄い事なんだろうし(江戸時代では)、これまでの人生、将軍とご先祖様以外に頭を下げた事などほぼ無いだろうから竹姫なりに頑張ったんでしょうね。
・勇作は無事回復し、人見さんは同心を辞め、錺職人勇作と小間物屋を開店。それは佳きことだけど深江章喜のコワモテで小間物屋は大変そうwがんばれ。
・竹姫は半年後、上様肝いりで薩摩藩主へお輿入れ。事があるまで上様には忘れられてたし(上様は忘れてないと言ってるけど)よく考えたらラス立ち回りの時も上様&お庭番にすっかり忘れられるくらい影が薄い竹姫。これからは力強く生きていって頂きたいものです。
吉宗評判記120話
— 硯 (@1684Gen) 2022年3月11日
1.今回の変装、女中おそのと植木職人半蔵。おそのの着物爽やかね。
2.美男美女すぎる上様と竹姫。
3.できる子な半蔵の畳返し2コマ劇場。安部徹いい笑顔ですね(刺されるとも知らず)。
4.どう見ても店にいたら営業妨害になりそうな深江章喜の悪フェイス。素晴らしい。 pic.twitter.com/3x9GJ4DdHR