津軽藩家老、工藤伝八郎という侍、八代屋が結託、藩政を握るため藩御用達だった千歳屋に放火して潰す。それを調べる為に家老に奉公していた千歳屋長女お志乃も殺す。だが遺棄した死体が川に浮き、隠すために辰五郎知り合いの臨月女房持ち勘太を利用し処分した事から吉宗が動き出す。しかも工藤は伊賀の里出身で半蔵の竹馬の友だった。
・釣りの帰り道、殺された女の土左衛門に鉢合わせる上様。町家の娘と決めつける同心に、違うと思うと助言して立ち去る。その後野次馬を追払った現場に武士(工藤)が現れ、岡っ引きと町方を気絶させ、その場に残っていた勘太に死体を担いでついてこいと脅す。こんな真っ昼間に?町方にもばっちり顔を見られてるやんけ。
・川から上がった女の死体が消え、勘太までその川下に浮く。子どもが生まれるってのに…こんな非道があるものか!と憤懣やるかたない辰五郎。憤りは分かるけど責められる上様ちょっと気の毒。おまちが庇う気持ち分かるわー。
・江戸城で話す上様と忠相と爺。気絶させられた町方さん、まったく相手の人相風体を覚えてない、と忠相から。あの状況で顔を覚えてない??宇宙人に記憶抜かれたんか?
・町家の娘と武家の娘の髪油の違いの知識を披露する上様(だから遺体の女は町娘ではない、と)上様にそんな嗅ぎ分けできる繊細さがあるとは思えませんよ笑
・感心する爺に「だてに町には出ておらんだろう?」と得意になるも、小言を言われる上様。かわいい。
・半蔵おそのを呼ぶ上様。控えていた庭先から中腰で駆け寄る2人。前回は下がるのを丁寧に写して今回は近寄る所作を写してくれるのは私へのサービスですか?(ポジティブシンキング)
・勘太の遺体が上がった業平橋近くの竹やぶに来た御庭番。おそのの「半蔵殿、待ってえ」の待ってえの言い方かわいいね。急に女性っぽくなったな…何があったんですか、君たち?
・どうしてこんな所に?と問われ、勘太の髪に笹の葉が付いていたので近辺の竹やぶに目をつけるのは当然、と答える半蔵。
・「さすが。今日『は』冴えてますね」褒めてるつもりらしいのにナチュラルに失礼なおその。前、上様にも「『意外と』おモテになりますね」と失礼かましてたよね笑。
・おそのに褒められても「常識。気づかん方がどうかしておる」と半蔵。ツン?(というより確かにその通りか)ま…という顔をするおその。
・血痕を発見し駆け寄る2人。人を引きずった跡がありますね、と言うおそのに「わかるか?」と問うと頷く「常識です」やり返してるのね。可愛いねー。
・跡をたどり枯れ井戸へ。覗き込むと消えた娘の遺体発見。何故土砂をかけておかない。
・娘へのあまりにむごい仕打ちに目を背けるおそのと、許せん!と憤る半蔵。手を合わせ中に背後から複数の浪人達が斬りかかってくる。斬り合いになるが手も無く退け、逃げる浪人達。
・半蔵が相手の刀を仕込み抜いて止めたのかっこ良かったけど、杖部分を掴んでいる敵が画面に映ってないので空中の杖から抜いたみたいな画になってましたね。
・おそのに「怪我はなかったか?」と声をかけたり笠を拾ってやる半蔵。前回の反省からか、多少は女性扱いしてるようです笑
・謡が聞こえ、やぶの裏手には八代屋の寮がある事を思い出すおその。
・八代屋の寮。津軽の物産を一手に任せてもらうお願いをする八代屋(牧冬吉)と津軽藩江戸家老堀田甲斐(江見俊太郎)表向きは4万5千石なのに実収30万石って凄いな。
・お志乃が屋敷から消えたのを家老に問い質しに来た藩士、お志乃の遺体を移動した武士工藤(遠藤征慈)に斬られる。藩士役は野口貴史なのですが、お?今回は善人?珍しい…と思ったらあっけなく。
・寮の庭に潜り込む半蔵。誰何(すいか)されるが相手は伊賀の里で互いに切磋琢磨していた友、工藤伝八郎。
・半蔵の一瞬お役目を忘れた「伝八郎ではないか!」の咄嗟の声と表情が嬉しげで切ない…。でもかわいい。
・伊賀の里回想。若さを髪型で表現する二人…笑。棒きれでアクロバットチャンバラを。よく見ると着物にちゃんと柄が入っていてかわいいな(伝八郎は染で半蔵は織)一本取ってニヤリと笑う伝八郎。
・去ろうとする伝八郎の名を呼んでもう一度棒を投げ渡し、自身は構えなおす半蔵。だがまた放棄し立ち去る伝八郎。
・伝八郎に置いていかれた半蔵、ワンコ🐶み溢れてますね。棒っきれ咥えて来たのに遊んでもらえなかったイッヌだ…つらい…おやつをあげればいいの?
・現在に戻って。工藤、何故…と口にする半蔵に人違いだ、立ち去れ!二度と顔を現すでないぞ…とその場を後にする伝八郎。相手が公儀御庭番だと知ってるのに見逃しますか、そうですか。
・一歩踏み出すが足を止める半蔵「変わったな…変わってしまった」しょぼんと…かーわーいーいー。
・しかし半蔵は元より、前に出てた丹波哲郎といい半蔵の師匠の室田殿と一二三源太達といい、里にいた郷士や今回の伝八郎などなど、出てくる伊賀者みな悪役顔って何なの?アウトレイジなの?
・殺された娘に生き写しの娘と出会う上様。娘は千歳屋の下の娘、志津。千歳屋と志津に事情を話し、娘・志乃の遺髪を渡す。
・志津・志乃は小林かおりの二役。小林かおりは華やかさは無いけど清楚な美しさがあるなー。必殺の涼さんも魅力的だもんね。
・寺の門で八代屋と話していた工藤伝八郎、気配に気づいたのか、用があると八代屋を先に行かせ「出ろ、坊主!」と声をかける。おずおずと半蔵登場(かわいい)
・何故あんな奴らに踊らされているんだ、目を覚ましてくれと説得しようとする半蔵。上様に報告する前に来たってのは本気で何とかしたいんだろうな。
・伊賀の伝八、かみそり工藤と異名をとった同じ伝八郎とは俺には思えないと嘆く半蔵に「俺はお前の竹馬の友だった工藤伝八郎などではない!」と言い切る伝八郎。あ、竹馬の友だとは思っているんですね。大手じゃなく搦め手ツンデレですか?ありがとうございます。
・俺には関わりない事だが、と前置いて「伊賀者には、いや公儀御庭番には親も子も友もない…そうじゃなかったのかね」と言ってくる伝八郎。立ちはだかる奴は容赦はせん、の後「たとえ貴様でもな」と言ったり、友人と認めてるのか認めてないのか一貫性がない。あ、もうお前の知ってる俺ではない、と言いたいのか。
・伝八郎が去ると現れるおその「仲の良いお友逹でしたのね」半蔵「もはや友とは思わん」の後に言った“思ってはならぬ”が可哀想だな。 「せめて武士らしく死なせてやりたい」と呟く。
・まんま上様に報告するおそのwww敵方に友達がいても手加減する半蔵じゃないだろうからお役目果たすには特に支障無いわけで。それでも上様に相談しちゃうのは半蔵のメンタルが心配だからだよね。
・しかも半蔵が吐露した「せめて〜」までしっかり伝えるのやめてあげてw「武士らしく」は上様が大好きなキラーワードなので何か考えついちゃうじゃないか。
・思案中、津軽藩藩主が明日江戸に到着する事を爺に聞いた上様。案を思いついたらしく「忠相、おその、近う寄れ」
・声をかけられず僻む爺ww「じゃあ爺もこっち寄れ!」「はいはい、へへへ(いそいそ近づく)」「寄りすぎだ!」wwwくっそかわいい!爺も上様もかわいい。
さて、上様が思いついた案とは……?
長くなりましたので一旦切り。ご興味ある方は次記事へ移動くだされば幸いです。