江戸城への魚納入は日本橋魚河岸が担っていたが深川河岸も加えては?と賄・台所頭からの要望が。そこへ日本橋元締の大和屋の料理で腹痛をおこしたと旗本が騒ぎ出し、大和屋の板前亥之吉と知り合っていた吉宗は不審に思う。御庭番に調べさせたところ深川元締安房屋と賄・台所頭、若年寄が江戸城御用を日本橋から奪おうと画策していたのだった。
・め組を訪ねる上様。河豚の毒に当り、首まで土の中に埋められてる龍虎たち。初っ端からかましてくるwそんなの迷信だ!医者を呼べ!という理性的な上様。
・龍虎達が河豚を買うのを見かけて危ないな…と思った日本橋の板前亥之吉が駆けつけて来る。親切。
・江戸城。お食事中の上様(かわいい)。加納の爺に河豚の話をしたら河豚を食べるなんてとんでもない「河豚を召し上がる事は身命を賭してお止めする」とまで言われる。あと爺がお魚を“おとと”と言うのかわいいね。
・従来の日本橋魚河岸だけでなく深川魚河岸からも城に魚を納めさせたい旨、賄頭と台所頭から願い出があったと報告する忠相。両河岸の実状を調べる事に。調査を命じられる御庭番。
・日本橋魚河岸を歩く半蔵。後ろから突っ込んで来た棒手振りを避けて、威勢がいいな!という風に笑うのが良いですね。
・元締の大和屋でトラブルが。亥之吉が作った料理で法事客が腹を下した、と文句をつける中間達。主の旗本吉村(外山高士)まで怒鳴りこむ。暖簾を上げて成り行きを見てる半蔵。
・上様にご報告。亥之吉の評判がいい事、吉村家の客は腹痛をおこし床についた者もいるが、深川河岸の話も出てる時が時だけに気になる…と。悪人さん達はいつもやり方がストレートすぎるから即、疑われますね。
・傷心の亥之吉に身の上を聞く上様。貧しい漁村から18でお勝・おきみと3人で江戸に出てきてそれぞれ板前・魚屋・飲み屋に勤めて苦労した話など。近いうちに3人で店をもてる事に。亥之吉を励ます上様。
・旗本吉村の後をつけてきた半蔵、料亭前で同じく深川魚河岸元締の安房屋をつけてきたおそのと会う。他に賄・台所頭も。
・安房屋はスガカン、大ボス若年寄が川合伸旺。外山高士も含めていつものメイン悪役が3人も。豪華。
・おきみが吉村の法事に手伝いに行っていたことを亥之吉に告げるお勝。評判が悪くて奉公人が集まらないらしい吉村@外山高士…笑
・亥之吉とお勝に法事の吉村邸での話を聞かれたおきみ。台所に戻ったら吉村がお膳の前にいたこと、立ち去る際、薬が入った紙袋を落としたので声をかけ渡そうとしたら吉村が顔色を変えて引ったくった事を話す。
・これから後片付けにもう一度屋敷に行くので薬が入った紙袋を探してみる、と申し出るおきみ。やめとけー。
・案の定、捕まり拷問を受けるおきみ。最後簀巻きにされ、中間達に川に投げ込まれる。かわいそうに。
・その中間達をつけていた半蔵。普通に歩いていたのに、途中いきなり走り出したのは「(あいつら何を担いで……人だ!)」と気づいたか見えたかしたんだろうな。
・川辺に走り込み、慌てて数珠を外し、法衣を脱ぐ半蔵。さすがにひらひら法衣着てたら泳げないもんね。もっと脱いでくれてもええんやで?
・飛び込み、泳ぐ。単衣とはいえ袖のある着物と多分半襦袢着てたら泳ぎづらいだろうなー。半蔵の中の人は大変だな。あと飛び込んだ所、浅くないか心配(何か頭から行かないよう飛び込んでたので)…そんな危ない事しないでしょ、と思うけど東映ならやりかねない。
・め組に担ぎ込まれたおきみ。半蔵、何故め組に…。濡れ鼠のコワモテ雲水が瀕死の娘さん担ぎ込んできたらおさいもおまちもびっくりしたろうな。
・息を引き取るおきみ。拷問時で既に瀕死状態だったんでしょうね。今度はお勝が連れ去られる。
・お勝を人質に亥之吉を呼び出した吉村。逆に上様に捕まる。吉村さん、証拠の薬はわざわざ見せるし、奉公人は集まらないし、あまりにも出来ない子過ぎて気の毒になってきました。
・若年寄松岡の屋敷に乗り込み。刀を構える伸旺かわいい。
・ラス立ち回り。半蔵は泳いだり戦ったり大変ね。今日は仕込み杖で殴られた相手に杖を握らせて抜刀。
・縁側から飛び降りる上様めちゃかわいい。この時期は殺陣の熟練と若さによる勢いが融合してて好き。
・成敗。伸旺、やられる動きが良いねー。あと腹を斬った半蔵の太刀筋が綺麗。
・最後まで縛られてる吉村さんに笑う。さすが外山高士……愛らしい。
・若年寄は病死、吉村と賄・台所頭は極刑(切腹じゃなく死刑ってこと?)安房屋は獄門だそうです。
・開店した亥之吉とお勝の店で河豚鍋に舌鼓をうつ上様。かわいい。爺の禁止などどこ吹く風wおいしいの食べられて良かったね。