殺された錺職人卯助の懐から御用銀の延べ棒が見つかり、不審を抱く吉宗。そして最近市中では粗悪な安い銀簪が出回り、源三の知り合いの錺職人直吉はそのせいで職を失い自暴自棄になり妻おふみを泣かせていた。直吉は己が負わせたおふみの火傷を治すため、卯助の出入りしていた左文字屋で働こうとするが……
直吉/柴田侊彦
おふみ/本阿弥周子
宇田山図書守/田口計
左文字屋/永野辰弥
安田/有川正治
三吉/谷村隆之
徳兵衛/中村錦司
居酒屋亭主/野崎善彦
卯助/五十嵐義弘
・め組源三の顔見知りの錺職人の卯助が殺され、懐には刻印を削られた銀の延べ棒が。公儀銀山から持ち出されたものだと上様に報告する忠相。それを聞いて安い銀の簪が市中に出回っているのを思い出す爺。
・食事中のめ組を訪れる上様。突然の七草グルメ紹介何なのwおさいを「また痩せようと思って」とからかう上様ww
・源さんに話を聞く上様。卯助を知っている同じ錺職人の直吉の家へ。
・直吉はおらず妻おふみと子供三吉と祖父徳兵衛が。困窮している様子。直吉を連れ戻しに賭場に行く源さんと上様。
・家族が食べている雑炊を見て源さんが「こんな物食べてるのかい」と心配するんですが以前おそのが作ったと思しき雑炊よりおいしそうで笑う。色どり?色どりかな?
・取引先が潰れて仕事がなく腐っていた直吉。話してる直吉と源さんの後ろで三吉とコマ遊びしてる上様がすっごい気になるwwwかわいい。
・直吉回想。やさぐれて熱湯の入った鉄瓶をおふみに投げつけ火傷させる直吉。それ以来指が曲がらなくなったおふみ。またDVかー。暴将の同じ題材を2回続けてやるスタイル何なんすか?
・卯助が出入りしていたのは左文字屋という小間物屋だと報告する忠相。左文字屋といえば刀屋が多いが…と言う爺。元は石見銀山のある地で刀屋をしていた店で今回の事に関わりがあるのでは?となる。
・め組でおふみの火傷の事を話す源さん。昔源さんがおふみを好きだったことをバラすおさい。こう見えて源さん純情だからってどう見ても純情朴訥顔じゃね?
・でも指が動かなくて今までしていた仕立物請け負いが出来なくなったおふみは人に裁縫を教えてその人らをお針子として使えばいいんだよ?は良い提案ですね。頼りになるおさい。
・治療代三十両欲しさに左文字屋に行く直吉。店主に仕事をさせてくれと頼む。
・その庭ですっごいナチュラルに御庭番二人が植木屋やっててお茶を吹き出す私w不意打ちやめてください。
・今まで半蔵は植木屋もやってきたけど、そこにおその足すの何なの?そんなに一緒にいたいのか君たちは…付き合いたてなのですか??
・しかしペア手ぬぐい姿かわええなー。手ぬぐいで髪の毛が隠されても全然損なわれない…どころか強調されるおそのの美貌に驚愕。あと半蔵は無駄に睫毛が長い。無駄って言うな。
・おふみと会って仕立物仕事の算段をつけるおさいと源さん。おさい、仕事が早いな。自分は忙しいからと茶店のお勘定を済ませて去るおさい。多分二人っきりにしてあげようと気を使ったんだね。いいおかみさんだなー。
・おふみを知り合いの医者に診せると直吉に申し出る上様。しかしどんな仕事をしても自分で直すと言い張る直吉。それが職人の意地で男ってもんだとのたまう。
・おふみの火傷をすぐ治すことより自分の”職人の意地“とやらを優先する直吉はクソだな。手は仕事で使うから足に熱湯かけてやればいいのに。
・でも直吉の独りよがりを認めず「男か…あんたは一度でもおふみさんの気持ちになって物事を考えたことがあるか?」とちゃんと上様に言わせるのは今村脚本だからですね。
・どんな仕事でも、と言うがその仕事が不正なものだったらどうする?と諭す上様。やさしい。いつもだったら鉄拳が出るところなのにw「しっかりしてくれよ、直さん」と励ます。直さん??
・源さんとおふみの過去話。おふみは源さんが好きだったけれど当時の源さんは定職もなくそんな自分を卑下して真面目な錺職人でおふみを好きだった直吉に譲ったってこと?なんでやねん。まずは定職につけ。
・直吉の気持ちを考えておさいの提案を断るおふみ。えー…気持ちよりもまずは明日の食費と治療代だろうに。育ち盛りがいるんだし。昭和のドラマはイライラさせるわー
・山門にて、直吉が左文字屋に住み込んだ事を上様に報告する半蔵。直吉から目を離さないよう命じられ石段を降りていくのですが、もはや石段降りてるだけでもかわいいと思えるわたくし(病)。だってぴょこぴょこ跳ねてるんだよ?
・そこに忠相がやってきて左文字屋が石見にいたころ、当時の石見銀山奉行と通じていたことを報告。奉行は勘定吟味役になり江戸に。
・勘定吟味役宇田山さんは田口計。わたくし大好き田口計と永野辰弥……終盤だからいいメンバーだな。
・左文字屋から出てきた直吉をつけるおその。寮にたどり着き、仕事場と御用銀を発見。
・直吉が残した書き置きを持ってめ組に来るおふみ。そこに訪れた上様、さっき両国で直吉に会った、近くで仕事が見つかれば明日中に帰ると言っていたと嘘をつく。やさしい。
・御典医への添え状を渡し、おふみ親子と源さんを見送る上様。そこへおそのが来て左文字屋の寮に勘定吟味役がやって来た事を報告。
・仕事場の直吉。御用銀を見せられ、とんでもない所に来てしまったのを思い知る。
・上様の言葉やおふみの気持ちを思い浮かべ、逃げ出し奉行所へ駆け込むと決意する直吉。見張りの浪人を人質にとるが他の浪人に斬られそうに。当たり前だ。
・仕事場の外から見張っていた半蔵、その浪人を吹き矢で撃退www205話で初めて吹き矢出てきたよw御庭番頭は何でもできるんだねー。
・仕事場に入り、他の浪人達を倒す半蔵「さあ、直さん!」と脱出を促す。半蔵も直さん呼び??喋ったことも無いのに急に距離つめてきたなw
・屋敷の庭に出るが、直吉が銃撃されてしまう。銃があるとは思わないもんね。直吉を庇いつつ敵に囲まれる半蔵。立ち回り中の半蔵を狙う銃に飛んでくる正義扇。いつもと逆ですね(上様が銃などで狙われるといつも御庭番が防ぐからね)
・おそのを伴い上様登場。貴様何者だ!と言うも徳田と聞いて分かる宇田山さん。
・ラス立ち。半蔵の背後の福本清三が気になる…と思ってたら足を狙った清三の刃をジャンプでかわす半蔵。かわゆ。
・あと得物がひさしぶりに折りたたみ槍じゃないですか。最近ずっと金剛仕込み杖だったからね。槍と仕込み杖(刀)じゃ長さも動きも違うし感覚取り戻すの大変ね。
・成敗…は無し。殺陣中にナレを被せるパターン。田口計は上様が叩きのめし永野辰弥は半蔵が。173話の半蔵に怯える御典医永野辰弥を思い出して笑う。
・おふみの手術成功。親子三人寄りそう姿に、よかったと泣くめ組の衆。何のかんの言ったけど幸せになれるなら良かった。お父さんの具合も良くなるといいな。
・江戸城の上様と爺。弓の稽古をする上様に、御用銀が出回り娘たちが良い簪を刺して花見に繰り出している、自分らもお忍びで向島にでも…と誘う爺。娘たちの美しい手踊りが楽しみでございますな…と笑う爺に上様「女の人の手が一番美しく見えるのは縫い物をしてる時…針を運ぶ時だな」……忠相の家で針妙さんに会うまで縫い物する女性を見たこと無かった癖に何を言ってるんですか??
・早く上様と向島にくり出したい爺、まだ矢が残っているという上様に「そんなもの後でよろしゅうございます!」www