時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記132話『駆けろ!天下の紀州号』(今村/松尾)感想

馬の改良のために吉宗が輸入した外国馬紀州号が輸送中に襲われ箱根山中で行方不明に。幸い元南部藩士で放逐された馬医者が保護し、駆けつけた吉宗らと共に江戸に連れてくる。しかし利権のため外国産馬輸入に反対する一味は諦めず、馬比べに参加させないよう画策する。

 

 

紀州号を探す一団と、同じく山中を探す半蔵。馬喰町山本と染め抜かれた手ぬぐい発見。

時代劇は手ぬぐい残されがち

 

・その手ぬぐいを持って上様ご自身がめ組に聞き込み。お庭番増員したほうが…

将軍自ら聞き込み

 

・おそのも山中に。白地に青の夏の着物素敵ね。紀州号を保護した馬医者と娘を発見。

夏の着物は爽やかね

 

・山本は公儀御用達の馬師頭領だと分かる。夜、半蔵が屋敷を覗くと番犬が。首から下げている袋から鳥の足を出し、投げ与える。さすがに毒餌じゃないだろうから眠り薬かな?番犬殺害しちゃうと警戒が厳しくなって探れなくなっちゃうしね。

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シベリアンハスキーなので犬の好みを理解

・屋敷屋根裏に侵入した半蔵から報告を受ける上様。外国馬などが入ってきたら自分らの扱う国産馬が売れなくなり、得ていた利権も失うと危惧しての陰謀。一味の一人が野馬奉行だと聞いて幕府の禄を食んでるくせに!と怒る上様。

そりゃ怒るよ

 

・しかし馬師山本が伊達三郎で野馬奉行が五味龍太郎て。濃い。

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馬師の家だから襖に”馬”

 

紀州号が元気になったので江戸に旅立つ馬医者と娘。馬を狙撃しようとする一団を見つけたおそのが危ない!と声をかけ側にいくが、娘が撃たれてしまう。

 

・上様駆けつけ。山中まで出てくるなんてどんだけ馬好きなんだ笑

 

・撃たれた娘より馬の方が心配と抜かす馬医者に「何を言ってるんだ!?」と怒る上様。好き。

馬好きだけど人として真っ当な判断

 

・何故馬医者でなく上様が娘の弾摘出を??人間相手じゃなくても傷の手当なら出来るだろうに……

 

・あと患者じゃなくて上様が布咥えてるの珍しいな。時代劇の無麻酔治療、大抵患者が咥えてるので。治療者が咥える場合は唾飛散防止かな?

推しが何か咥えてるの大好き侍なので無問題

 

・しかし弾丸摘出で悶えてる娘見ると前回の半蔵の弾丸摘出も逐一見せて欲しかった…私のために。撮影してYouTubeにあげてくれ。

 

・小屋で一泊。おそのの作る雑炊があまり美味しくなさそうでいいですね。おそのは料理下手そうじゃね?(やはり前回の蜆汁は爺家でおてつが作ったのを持ってきたんだよ…で、それを茶釜で温め)

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雑炊でも不味そうに見えるて...…

 

・馬医者身の上話。元南部藩の馬を育てる役目の侍だったが、日照りに苦しみ、外国馬を入れて強い馬を作ろうと進言し家老の逆鱗に触れ追放。江戸に来る途中に妻は死亡。ちなみに家老は浜田晃。

 

・おその涙を拭っているんですけど…涙もろすぎない?かわいい。我関せずで草食んでる紀州号もかわいい。

 

・山本屋敷を見張っている半蔵。上様とおそのにやられた紀州号襲撃班の手下が戻って来たので振り向いた時、手に白いものが見え「張り込み中におにぎり食べてる?かわいい☆」と思ったら手甲だったよ。私、疲れてるのかな?

でも🍙くらい食べててもいいと思う

 

・め組到着。戸を叩き、俺だと言う上様の声におさいが戸を開けたら紀州号の顔。驚くおさい。

 

南部藩の焚き付けにより外国馬輸入を反対する東北諸藩を納得させる為、紀州号と国産馬の馬比べ(馬レース)開催決定。

 

紀州号がめ組にいるのがバレ、近所の屋根から狙撃される。弾がかすめ怪我を。三日後の馬比べは延期できず、発熱した馬を寝ずに看病する馬医者&娘&め組with上様。城に帰れよ。

 

紀州号は回復し、首に包帯を巻いてるものの馬比べ開催。相手の南部一の馬を駆るのは家老の浜田晃。相手が上様とも知らず調子くれてるので後で泣かされて欲しい…と思ったら始まる前から上様が罵ってくれたので満足です。

嫌味&罵倒はお得意な上様

大口開けても可愛い応援おまち


・馬を駆る上様はいいのう。

 

・最初は負けていた上様&紀州号だけど途中で追い越し、折り返し記録地点では先着。

 

・復路の茶屋で待ち構えていた五味龍と伊達三郎一味。馬から降りる上様。その間に追いついた浜田晃が先に行ってしまう。

 

・徳田新之助名乗りだけど陣太夫(五味龍)よっく見ろ!と言い放つ上様を見てバレ。

 

・立ち回り開始。皆が刀を振り回し始めて、さすがに興奮した紀州号を逃げていかないよう抑えている上様。半蔵が来たのを見て手を離したよ。

紀州号「いやああ!何ですかこの人たち!」

連携が出来てる上様と半蔵


・口取りする半蔵。撮影向きなおとなしい紀州号でも、興奮しかけてるのをさっと扱えるということはやはり和崎氏も馬に慣れてるんだな。

半蔵「(ほらほら大丈夫だよー)」

 

・誘導されて「あ、こっちに行けばいいんですね?」とトストス歩いてく紀州号もかわいい。

紀州号「あ、こっちですね(安心)☆」

 

・上様のたっつけ袴姿殺陣いいですね。

なのでもっと真ん中に映してくれ

 

・成敗前に五味龍をぶっ叩く上様。お庭番がいるんだから任せてすぐ行っちゃってもいいのに残ったのは…やはり野馬奉行(五味龍)にムカついてたんだな。

ムカついたので一発は殴るよ

奉行の遺体が走行の邪魔にならんよう
脇に寄せられてて笑う

 

・これで五分と五分の勝負だ!と紀州号と駆け出す上様。浜田晃も舐められたもんです。

でも顔がムカつくのでしょうがない

 

・上様&紀州号勝利。悔しくて乗馬鞭を投げ捨ててる浜田晃は南部藩に引き渡され、後日切腹に。

 

・馬医者と娘は南部藩に帰参が叶い、紀州号も預けられ、故郷九牧原で育てられることに。良かったね。

武家娘の恰好のたまえが結構可愛いな