町名主の組合長である肝煎名主庄兵衛が殺される。後任の肝煎には年功序列で助太夫(睦五朗)が指名されるところを、娘婿の清次郎(森次晃嗣)が異議申し立て、入れ札(投票)で選ぶことに。因習に逆らい若者の代表として立候補する清次郎だが肝煎の利権を狙う奉行達に妨害される。
・町年寄→知事 町名主→区長だそうです。へえ。
・私の中で森次晃嗣といえば必殺仕置人の悪役なので落ち着かないなー。
・舅の睦五朗も善悪両方やる人なので落ち着かない…と思ってたら清次郎の仲間に唐沢民賢が。仕事人の与力伊沢様じゃないですか。
・名主の中に田口計が。悪役決定。
・助太夫に与する普請奉行が神田隆。大ボスはこちらですね。
・半分過ぎたけどびっくりするくらい面白くなくてつらい。いや、私に合わないだけですが。
・冒頭で庄兵衛を斬った浪人犬上(川浪公次郎)が今度は清次郎を狙う。上様が一緒にいたので睨み合うだけで事なきを。
・浪人はかなりの使い手→庄兵衛を斬ったのも使い手(忠相談)→庄兵衛を殺ったのはアイツでは?…な上様の雑推理、正解とは言え笑う。上様が雑なんじゃなく脚本が雑なんだけど。
・娘に庄兵衛殺しや清次郎を狙った事を責められる助太夫。やったのは自分じゃないので普請奉行に聞きに行ったらビンゴ。助太夫を肝煎にするために業者から千両を用意。
・肝煎選挙。7対8で清次郎当選。千両使った工作も通じないなんて…百両ずつ十人買収と言ってたから3人裏切ったんですね。
・料亭で落選を詫びる助太夫に「清次郎を消す」と言い出す普請奉行。部屋の外には女中に化けて聞き耳立ててるおその。かわいい。
・犬上をつけていた半蔵。清次郎の家に。そこには清次郎の身を案じたおそのも。犬上が戸口に立つと助太夫が中から出てくる。「(清次郎を斬るのは)やめてくれ」と頼む助太夫。突然犬上に斬られる。
・慌てて駆け寄る半蔵おその。展開雑すぎて「駆け寄る時に半蔵が着物の裾を手に持って飛び跳ねててくそ可愛いねー」ぐらいしか感想がない。
・娘と清次郎に見守られて改心し亡くなる助太夫。睦五朗の無駄遣いだよ。
・普請奉行邸に乗り込む上様。久しぶりの「『俺の命は天下の命、三つ葉葵の風が吹く』ってなあ」この見得切り台詞は好きなんですが…
・話の冒頭から犬上さんが使い手としてピックアップされてるから上様と長尺立ち回りでもするのかな…と思ったらあっさり……本当こういうとこ駄目だな。
・普請奉行と田口計は半蔵おそのが成敗。半蔵、普請奉行を斬る前、槍くるくる回転させてたぞ…余裕あるね。
・肝煎になった清次郎。支持してくれた人々が胴上げを。すべてをうやむやにして何か大団円のようにする方法、餅つきは許せるけど胴上げは許せないな…と今回私の中で新たな基準ができました。
・と思ったら江戸城の上様と爺。若い肝煎を頼りないと案じる爺に「俺も若い さぞ頼りないだろうな」「ええ、さよう、まったく…(上様の目線に気づいて)あっいや…」頼りないだろうな、と言いながら扇子で首叩いてる上様はいいですね。
・……このやりとりは和むけど、爺が上様を“頼りない”なんて思わないのでは?
無鉄砲さを危なっかしいと心配することはあっても、上様が頼りないことなんてなかったし。爺にとって上様は自慢の和子様なんだから。何かこういうキャラに合ってない台詞やだなー。
前に“飛鳥ひろし脚本は当たり外れがある”と言って、今回あまりにアレなのでざっと担当回リスト見たら、面白いと思ったのが上様二役回『天下御免のにせ将軍』だけでしたよ…。これは私とは相性が限りなく悪いってことですね。納得。
吉宗評判記110話
— 硯 (@1684Gen) 2022年2月17日
1.女中おその。めんこい。
2.人が斬られた緊迫の状況なのに跳ねるように歩き過ぎて宙に浮いてる半蔵。かわゆい。
3.あまりに良いシーンがないので、ついここを。でも上様のポーズ&字幕の入り方、セレクト完璧じゃない?(自画自賛)
4.真面目なのも入れとこ。槍かっこいいな、やはり。 pic.twitter.com/18eMrScREH