時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記202話『ずっこけ勘八功名噺』(迫間/松尾)感想

甲府城御金蔵から御用金が奪われ、甲府勤番支配の関与を疑う吉宗は甲府入りする。そこで婿養子でうだつの上がらなさを妻に責められ家出した勤番役人安斉勘八に出会った。己の出世より人命を大事にする彼の心根を知った吉宗は御用金強奪犯捕縛の手柄を立てさせようと策を授ける。

 

 

甲府の文字が浮かんできただけでもはや笑えますね。

 

・御用金一万両を盗まれた、元勘定奉行から不行跡で罷免され甲府勤番支配になった二階堂但馬を面罵する上様「おのれ、よくよくどうしようもない奴だな」辛辣な上様は大好物なんですが、二階堂役が御木本伸介なのでそんな厳しく言わないでーとなる。(でも今回の悪役です)

歯に衣着せぬ上様


・巡見使が来ると聞き、慌てた二階堂に不審を抱く上様。もしかして狂言強盗なんじゃね?という事で半蔵おそのを呼ぶ。

 

甲府道中の御庭番。今回自分は日本橋大黒屋の娘その、あなたはお供の手代の半七、と念押しするおその「半七、急ぎましょう」と命令され「何を!?」と気色ばむ半蔵もかわいいし「あーいい気持ち!」と超笑顔なおそのもかわいい。そりゃお嬢様プレイは楽しかろう笑

念を押すおその

調子に乗るおそのと怒る半蔵

おそのと半蔵の顔の対比よ🤣(かわゆ)


・一方上様はめ組と共に。人目をそらすためって…かえって目立つがな。またおさいをおぶっている龍虎…笑。「おまちちゃん新さんと一緒でいいな♪」と囃し立てるめ組の衆。小学生か。

 

甲府に戻った二階堂、配下の十時軍兵衛(剣持伴紀)に巡見使が来ることを告げる。江戸で尾張藩邸に寄ってきたとも。甲府尾張のコンボかー。

 

尾張藩の決算書に目を通し、収支の穴を見抜く爺。かわいいだけじゃなく優秀。その額、奪われた御用金と同じ一万両。早馬で上様に知らせに行くと言う忠相。残り少ないから忠相も出張です。

 

笹子峠の御庭番「半七、早く行きましょう」「はい、お嬢様」……怒っていたのに人目の無い所でもお嬢様プレイにちゃんと付き合ってる半蔵は律儀でいい人だなー。

ちゃんと付き合ってあげる半蔵(でも表情…)

・しかし十時軍兵衛&配下達と遭遇し、芝居をするも額の面擦れから即町人でないとバレる(手ぬぐい乗っけとけば良かったね)何の為のプレイだったんだよw(おそのと私の為です)

声色もいつもと違う半蔵

・バレた途端表情がガラリと変わる御庭番すてき。配下達をぶん殴って煙幕で逃げる二人。

がらりと

・川で顔を洗う上様に手拭いを差し出すおまち「二人っきりでいるなんて初めてみたい」キョドる上様、おまちから離れ「顔を洗おうと思ってな」「洗ったばっかでしょ、今!」wwwwww急なラブ&コメ。

唐突に始まるラブ&コメ

動揺する上様(かわゆ)

おまちの熱視線に気づく上様が男前すぎる

・おまち、足でのの字書いとる…昭和、いや江戸時代。笑

 

・「あたしの事どう…」で乱入してくる龍虎。正しきラブコメ仕草ですね。

えらいぞ龍虎

・そこで川に身投げしようとしてるハナ肇(安斉勘八)に遭遇。石をぶつけて止める上様。はずみで落ちたらどうするんだ笑。事情を聞くと妻になじられ家出してきたとのこと。

 

・め組と勘八と共に宿に逗留する上様。勘八の手下斗六が来て御金蔵破りがこの地にやって来たこと、渡し舟も止まっていて舟待ち小屋の客の中に賊がいるのではないかという情報を。これで手柄をと喜ぶ斗六にわしの手柄なんてどうでもいい!と言い放つ勘八。

 

・しかしそれは自分の手柄の為に人が死傷したら一大事、たとえ曲者を逃がしても皆を無事に…と思っていたのでした。感銘を受ける上様。嬉しそうでかわいい。

欲のない人がお好みな上様

・賊を捕えるより舟待ち小屋の客達を助けねばいかん、どうしよう…と悩む勘八に策を授ける上様。意味ありげに道行く虚無僧を見る。

 

・件の舟待ち小屋。客は男女2組に男性二人と虚無僧。やがて勘八と斗六が悪人を演じて現れ、男女2組を連れ出す。御金蔵破り達を残して一般客を保護する目論み。しかしこのパート長いな。

上様太鼓判の悪党面な勘八

・小屋に残りは3人、よし賊を捕らえに踏み込むぞ…でもあの虚無僧は怪しいな?と勘八&斗六。

 

・小屋に踏み込むとやはり御金蔵破りだった残りの男二人。そして虚無僧は上様。上様がそれを勘八達に秘密にしていた意味がわからないんですけど?

でも虚無僧上様も男前だから良いか

・安心する勘八に捕まえるのはあんたの役目だ、と言う上様。小屋の外で捕物に。龍虎が連れてきた勘八の妻も夫の活躍を見に来る。一瞬で着替えてる上様に笑った。

秒で着替える上様

・無事御金蔵破りを捕らえたが十時軍兵衛がやってきて、権柄づくで犯人らの身柄を奪おうとする。しかし上様や船小屋客らに責められ揉めていると、そのすきに犯人逃亡。

 

・忠相が現れ犯人確保。殴り方に容赦がない笑。十時らも退け犯人身柄は忠相のもとに。

 

・御金蔵破りを聴取する忠相と上様。彼らは甲府城の牢に囚われていた咎人で、金を運べと十時らに命じられていたのでした。

 

甲府鉱山跡で千両箱を積み込む二階堂一味。尾張藩の家老と落ち合うとほくそ笑むが飛んで来る正義扇。また千両箱の上に刺さったよ。

刺さった…!そりゃ悪党さん達も固まる

・岩山の上に上様忠相御庭番に勘八と斗六まで揃い踏み。勘八の道案内で最短ルートを通り、間に合ったそうです。

ばばーん☆

・怒られたばかりなので遠目でもすぐ上様と分かる二階堂さん。将軍と知って勘八が泣いてるのは…感動か恐れ多いのかよく分からんですね。

 

・ラス立ち回り開始。会場が広いので皆走る走る(大変)今回は忠相も参加で初っぱなから刀を抜く。いつもより多めに斬っております。

広くて大変

・半蔵がジャンピング上段斬りをしてたんだけど打点の高さに驚く。初見時は跳躍力あるんだなーとただ感心してましたが、色々出演作を見たので元々ジャンピング斬りがお得意なのを存じております。

元気にジャンプ…かわいすぎるわ

・あと半蔵は足元まで映る引きの画&一人だけ足場の悪い斜面でやらされてたので、そういう所はやはり上手い人担当なんだなーと。

 

・ちなみに上様も成敗前に引きの画に。全身映されても見劣りしない力強い動きで良き。残った十時さんをぶちのめし、二階堂さんは半蔵が成敗。

 

・駆けつけてひれ伏す勘八に上様「安斉さん、どうだ?おぬし甲府勤番支配になるつもりはないか?」上様バレしてるから呼び捨てでもいいのに“さん”つける上様好きだわー。ははー!と頭を下げる勘八と笑う上様。

良い笑顔☆

・安斉邸。甲府勤番支配に?と喜ぶ妻に「わしはちゃんと断ったぞ」と勘八www

ある意味期待を裏切らない勘八

・帰路。上様、忠相も一緒だ。善きかな。一件落着したし、このまま皆で温泉ぐらい寄ればいいと思うよ。

 

・あいつ今頃、どうして断った!とぎゅっと言う目にあわされてるぞ(正解)と笑って勘八の話をする上様と忠相。その後ろでわちゃわちゃしてるおそのと半蔵www

後ろを拡大↓↓↓

2人ともめちゃ笑顔やん…あーかわゆ

 

・御前でのイチャコラだけでもアレなのに忠相にも「あの二人…埒もない」と言われる御庭番…。上様にはもちろん、爺の前でも2人で仲良く喋って怒られ、忠相までも……もう公認じゃん。君たちどこでもじゃれつきすぎですよ?もっとやれ。

 

・おそのがもう一度お嬢さんになりたいとせがみおった……手代になった半蔵が大むくれよ、ハハハと笑って話す上様。上様に何説明させとるんじゃ…笑。しかし大むくれな半蔵はくそかわいいですね。

調子に乗るおその2…半蔵の顔w

そりゃ嘆きたくもなる

 

・半蔵の「何が半七だよ…もう」の後、ナレが入り引きの画になってからも半蔵おそのはずっとわちゃわちゃしてるのでアマプラ等視聴可能な媒体でご確認ください。

後ろでじゃれつく2人

最後は笑顔に…楽しいね☆


・あ、勘八は後に石和代官になったそうです。良かったね。身の丈に合ってるの大事。