時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記111話『咲け!姥捨山の恋』(飛鳥/松尾)

前将軍の菩提を弔う元大奥女中達が暮らす桜田御用屋敷。そこで働くお端下お孝が目安箱へ御用屋敷に閉じ込められた女達の苦悩を訴えたのをきっかけに、御用屋敷奉行の公金着服などの問題が明らかになる。

 


・お孝は東啓子東啓子西川峰子と同じで暴将ゲストでは基本ドジな天然キャラです。

 

・公金着服してる御用屋敷奉行三雲左兵衛は早川保。初っ端から御中臈を自殺に見せかけて絞殺。早川保は心底悪い役が多いな。

 

・お孝の訴状でお馬鹿さん呼ばわりされて「うん?」と反応する上様。かわいい。

うん?て…きゃわ

 

・外に恋人がいる秀月院に、三雲へ公金を渡しているところを見られてしまった総取締賢光院。庭から見えるところでそんなんしてるなんてお馬鹿さんはこちらだと思う。

 

・め組でも将軍の悪口を言っているお孝。上様今回何度馬鹿呼ばわりされるんですかw

驚くだけで怒らない人間のできてる上様

 

・御用屋敷を視察に訪れる上様。皆の前で秀月院に要望を聞くという一番やってはいけないことを…個別面談じゃないと。江戸時代じゃしょうがない…と言いたいけど上様は賢い人な筈だからなあ。

 

江戸城で鯉に餌やりながら「いやー失敗だったなあ」と反省する上様。

失敗は気にしない大らかな上様

 

・おそのを呼び、御用屋敷に潜入するよう指示。それはいいんですが、おその呼ぶと何で半蔵までついてくるのか。ニコイチなんか。

ニコイチだからね☆
(てか 距離がちけーよ)



・真面目に述べるとついてくるのは自分(半蔵)にも指示があるかもしれないからですね。

 

・早速潜入し、気落ちして食が進まない秀月院に恋人の榊に会わせるから…と膳を勧める女中おその。会わせる方法はお孝に丸投げw

丸投げおその…可愛いから許せる

 

・お孝から相談され、榊に話をつけに行く上様。酒浸りの榊…この人、嘆くたけで何にもしないなー。会うのもお考まかせだったし。

 

・賢光院に邪魔されて寝込んでしまう秀月院。この人も弱すぎてちょっと…いやお孝がメインゲストなので恋人達の描写がおざなりだから共感できないのかな?

 

・お孝から「門番に話をしておくから来てくれ」という文が来たので秀月院を連れ出すと言う榊…アホや。そんなん偽手紙やろ?と思ったら上様が指摘してくれてスッキリ。

 

・罠でもぶつかってみるという榊。罠にぶつかれば捕まるだけでは?腕が立つふうにも見えないし。

 

・もう何も言わない上様wこうなると言っても逆効果だもんね。

 

・榊がいなくなった後、報告に来る町人姿の半蔵。三雲が賄賂をばら撒いてるが御用屋敷奉行の扶持では賄えないと伝えると屋敷運営の費用横領に思い至る上様。賢光院との繋がりも探ってくれ、と。

経験値からすぐ着服が浮かぶ上様

 

・三雲が入った料亭の表に半蔵がいると賢光院一行到着。ついてきたおそのと御用屋敷の証拠探索などを話す半蔵。世間話ふうに見せてるの良き。

それはともかく目つきが鋭すぎる(きゃわ)

半蔵が懐手から手をピッと出すの好き


・宴会をしている三雲と賢光院たち。障子の側すぐで聞き耳を立ててる半蔵…近すぎw2人が出てきたので庭に。

いくらなんでも近すぎね?

 

・廊下でいちゃいちゃした後、賢光院が部屋に戻ると彼女の悪口を言う三雲。思ったことをすぐ口に出すの良くないよ、半蔵聞いてるし、賢光院が戻ってきたらどうするん?

クズムーブには定評のある早川保

 

・御用屋敷ではおそのが賢光院の部屋であっさり証拠の帳簿発見。半蔵おそのは優秀。

優秀な上にかわいい❤

 

・上様に報告するお庭番達「三雲は賢光院を利用してるだけらしゅうございます」そんな事までw

三人でキュッとかたまっちゃってかわゆい

 

・せっかくお孝が病身の秀月院に精をつけようと頑張って用意した鰻を食べる直前に来る、間の悪い榊。

 

・逃げようとするも罠ですので賢光院に三雲に配下の侍達まで登場。まあ確かに御用屋敷で逢引(ではないけど)はまずいね。

 

・配下に攻撃される3人。お孝より弱い榊wまじかw

 

・上様登場。賢光院「その方ごときが入れる場所では…」いや、上様つい先日来たばかりじゃないですか?この短期間で分からないのはさすがに笑う。

会ったばかりですよ!

 

・形勢不利と見るや賢光院を斬る三雲。早川保はいつもクズムーブが凄いな。えてして御本人はいい人だったりしそう。

多分いい人だと思う

 

・ラス立ち。逃げる三雲さんの前に立ちふさがるおその。顔も決まりましたね。

今回はおそのが行く手遮り

・上様も快調だけど半蔵強い。榊達を庇った後に襲われるお孝の元に駆け付け、敵の背中蹴り飛ばしたよ。こんな助け方されたら惚れてまうやろ。

ぶっすりいかれる福本清三

町娘なのに榊より持ちこたえてるお考

駆けつける半蔵(大忙し)


・でも背中への蹴り、当たってるらしきで珍しいな…と。和崎氏、通常は殺陣の基本を守って相手に当てないからね。あ、でも背中からだから当てないと相手もタイミング合わせてこけられないか……後で斬られ役さんに「ごめんね」と謝ってそうw

※(確認したら飛び蹴りかましてるわけじゃないので押してるだけの模様。効果音と斬られ役さんの見事な突き飛ばされアクションで強く蹴ったように見えてるだけですね)

 

・榊、おそのにも助けられてるwお前はヒロインなのか?

ヒロイン枠だと思えば腹も立たない

 

・身柄預けで減刑される賢光院。理不尽なしきたりゆえ…というけどこの人の場合元からなんじゃ…?

 

将軍様なりすまし芝居だと思ってるお孝に困ったなあ、という風情で首をかく上様。かわいい。

 

・過ちを訂正してくれるおそのもかわいい。

東啓子には弱い上様(後のシリーズでも)

・座りこむお孝。後ろのおそのと半蔵の口が笑っていますね。きゃわ。

私くらいの半その罹患者になると
この解像度でも笑顔だと分かるよ(きもい)

 

・御用屋敷から出たい元大奥女中は出られることになり、お秀と榊は結婚予定。御用屋敷奉行は榊にと棚ぼた就職。榊さん仕事も出来なさそうだけど御用屋敷の人数も減るから仕事も減ってちょうどいいんじゃないでしょうか。


・収まるところに収まって東啓子が「私の好みは将軍様のようなお方」で〆。

東啓子ゲストといえばシリーズ3の『地獄へ道連れ! 美女と将軍』が私のお薦めです。手鎖で繋がれた上様と東啓子の逃亡劇が見られるよ。寝てる東啓子の着物の裾が乱れているのを触らないように刀の鞘でそーっと直そうとする上様とか(きゃわ)

 

ちなみに秀月院/お秀役の堀越陽子は忠相の中の人の二度目の元妻なんですね。この時は交際中でまだ結婚してませんが。