時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記179話『狸侍一番手柄!』(土橋/荒井)感想

辻斬りが横行する江戸の町。お役目で辻斬りを追って負傷した娘の許嫁潮田の代わりに、御台所番石田(坂上二郎)が夜回りを引き受ける。そこで吉宗と出会い、吉宗は石田の人柄に好感をもつが、石田が目撃した辻斬りの一人は潮田の上司深江の息子だった。一方辻斬りの目的は札差し近江屋で、陰には同業の大和屋と若年寄が関与していることを知った吉宗は…

 

※おそのは177話に続き欠席。暴れん坊将軍は2話分を一度に撮っていたらしいので、一度休むと2回休みになっちゃうんですよね。

 

・辻斬り横行を上様に報告する半蔵。前の再放送時の感想に「(おそのが出ないので)やる気が出ず、報告する半蔵の後ろ姿の腰がいつもよりほっそりしてるのをチェックして少し痩せたななどと思う」と記述してあって笑う。確かにほっそりしとる。あと当時私はこのウエストを定規で計測してたそうです。いったい何のつもりだ…我ながら謎ですね。

後ろからウエストを掴みたい(刺されそう)

・辻斬りで殺されたのは夜の商売の者たちばかりだが一人だけ札差し近江屋がいて、目的は近江屋ではないか?と上様に言う辰五郎。ミステリー定番、沢山の殺しの中に本命を…ですか。

 

・上様指示で殺された近江屋主人の事を店の女中に訊ねる半蔵。「旦那は迎えが来て出ていったんだね?」がやさしい口調&いい声でたまらん。

無駄にいい声で尋ねる半蔵

・札差の一人、大和屋が夜出かけるのを尾行する半蔵。大和屋は舟で御前と密会。御前は川合伸旺じゃないですか。半蔵のいい声と伸旺(大好き)がおそのの穴を埋めてくれたよ。

一人なので労働量の多い半蔵

“御前”が最も似合う男・川合伸旺


・伸旺といえば蓋を開けたら黄金色の菓子折り。でも「これだけか?」とご不満のご様子(かわいい)

定番のアレ

ご不満な伸旺

 

・娘の婚約者の徒目付潮田の代わりに辻斬りを探す坂上二郎。辻斬りに間違われる上様「よく俺の顔を見てみろ!」そりゃ確かに時代劇は顔で善悪判断できますけどw

 

・みんな仲良く、人間ばかりじゃなく犬や猫、草と木と仲良くして毎日過ごしたい石田。猫と仲良く暮らすのは確かに幸せ。

 

・「近頃珍しい男だ」無欲な人も好きだよね、上様。

無欲or無骨or頑固&爺を好む上様

・上様と別れた石田、辻斬りを目撃。襲われてる浪人は福本清三ですね。

 

江戸城で報告する半蔵。大和屋の密会相手が若年寄稲葉伊勢守であること、稲葉が大和屋に侍3人を引き合わせていた事が船宿からの聞き込みで判明。船宿、口が軽いなw近江屋が亡くなったので大和屋に変えざるをえなくなった旗本が暴利に憤慨してるとのこと。

 

・辻斬りの一人は潮田の上役深江の息子と知り、思案する石田。バカ正直に深江父にご注進。ぜったい殺られるじゃーん、と思ってたら案の定。深江父、若年寄が息子らの後ろ楯と聞き「石田を斬ってこい」変わり身早い。

 

・辰五郎の所でお茶を飲む上様。男は顔じゃないという話になり、おさい「お前さんって心もいいけど顔もいいね」お茶を吹き出す上様www激かわw

上様かわいい☆

・娘と潮田を人質にとられた石田。黒幕稲葉の屋敷へ来いと。どうしても行く、と言い張る二郎に上様「わかった、行きなさい」声もいいけど顔をくいっとやったのも素敵。男前だな。

 

・稲葉の屋敷に乗り込む石田。今回の伸旺は小袖も羽織も白で清純派路線ですね。かわゆ。

白い着物が似合うよ伸旺

・ラス殺陣。おそのターンがないからか、上様のターン多くて大変。

それでも元気いっぱい上様

・半蔵ターンも手が多め。これはおその不在は関係なくここ何回か上様だけでなく半蔵の手も多めでしっかり見せる感じに。大和屋の尻を叩いて〆てて笑った。

大和屋の顔

・成敗も良き。 伸旺が刀を抜くと背後に横滑りで現れる半蔵。上様の成敗!の声で仁王立ちし、伸旺の刀を受け、回して跳ね上げ、力強く二度斬り伏せる。前にもツイートしたけど伸旺がきちんと斬られる度にリアクションしてるから半蔵の斬撃がより強そうに見えるんだろうな。斬る方も斬られる方も上手くないとね。

好きなもの(和崎氏伸旺)が同じ画面に

良い成・敗☆


・平伏す石田達に恒例「よせよせ俺は天下の風来坊〜」と言ってるのに「石田(呼び捨て)よくやったな」と設定ブレブレ上様。いつもだったら石田さん〜だよね笑。ま、それはともかく労う上様の笑顔はかわいいですね。私も上様によくやったな、と言われたい。何もしてないけど。

 

・稲葉さん、深江親子は病死発表。残りの辻斬り2人は切腹、大和屋は獄門。石田の娘は無事祝言を挙げて石田自身は御台所番を全うしたそうです。