時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記178話『土俵に賭けた舞扇』(今村/荒井)感想

龍虎の知り合いで武州から来た相撲取り志望の青年伝吉。共に来た育ての親の村名主半右衛門が年貢の減免を願った事により領主中泉と抱え力士荒岩に殺され、中泉主催の闇相撲に出て仇を取ろうと龍虎、吉宗と特訓を開始する。名主だけに飽き足らず妹おさんまで中泉達に襲われ、さらなる特訓をし、中泉の屋敷に乗り込むが…

 

 

・伝吉に出会い、伝吉の妹おさんが勤める料理屋に来た上様とめ組の衆。妹も幸せそうだし女将さんもいい人。時代劇にしちゃ珍しい。

 

・伝吉と一緒に江戸に来た村の名主、この人もいい人なうえ、領主中泉@北原義郎に年貢の減免をお願いに来た…という事は殺されますね?と思ったら案の定。

 

・相撲話に感化されてさっそく江戸城で久しぶりに稽古をする相撲大好き上様(上半身裸)。投げ飛ばされる侍達。

お城勤めは大変

・稽古を終え汗を拭う上様のところへ現れる半蔵。終わるまで待ってたんかな?相撲は上様のお楽しみだし。あと稽古中だと「おお半蔵、その方もどうだ?」と参加させられそうだしね☆

頃合いを見計らって来る賢い半蔵

・半蔵「上様は伝吉なる者をご存知だとか?」なぜ知ってる?御庭番情報網すご。名主が掘割に浮かび、死因に不審なところがあると。忠相も招集。

 

・現場検証をする上様忠相半蔵。堀に転落したとしても首の骨が折れる程の力は加わらないのでは?という忠相と忍びの術ではどうか?と問われ忍びの術ではない、殺されたとすればかなりの力の平手打ちでは?と半蔵。正解な2人。

後ろの娘「何?この人達?」

・殺された名主が訪ねていた領主の屋敷を探る半蔵。犯人らしき元力士荒岩のこと、闇相撲勧進のことなどをベラベラ喋る中泉さんw

彼の張り手なら素人は死ぬとか余計な事を…

・上様にご報告。領主中泉をすぐ処断せよ!と爺は言うが、それでは取り締まるべき闇相撲が開催されないので泳がせることにする上様。

 

・龍虎の提案で伝吉を闇相撲に出し、中泉と荒岩をやっつけることに。荒岩と過去に取組み、勝った龍虎が荒岩を倒す策を特訓すると。

 

・伝吉の稽古を見守る上様。相撲好きだから楽しかろう。

 

・半蔵、中泉一味が舟遊びをすると聞く→おその、中泉が行く川端屋に潜入。素早い連携。

 

・伝吉の妹、おさんにご執心の中泉。名主は足蹴にするわ殺すわ、料理屋では嫌われてるわ、絵にかいたような悪役で笑う。

 

・中泉の宴席で踊るおその。かわゆ。

にっこり☆

・闇相撲の力士が不足してるのを上様に報告するおその。伝吉を名前を変えて当日参加できるように、段取りしてくれとの指示に良い笑顔のおその。

蕎麦しか食べさせて貰ってないのに…

・伝吉の特訓をまた見守る上様。特に上様がいる必要はないので、やはりどう考えても上様の趣味ですね。

 

勧進相撲部屋に入った事をおさんに報告する伝吉。微笑ましい兄弟だなー。

幸せになって欲しい…

・おさんを拉致しようとする中泉と荒岩。抵抗され、張り手をしてしまう荒岩。ひどい。倒れるおさん。

 

・駆けつける御庭番「なんて事しやがる!」今村さんの半蔵はたまに口調がくだけるんだよね。素敵。「川端屋へ運びましょう!」おそのもタメ口で良き。

口調良いよね

・伝吉を伴い中泉の屋敷へ行くおその。顔を上げた伝吉を見て驚く中泉さん。

やったるぞ、という顔の伝吉

・伝吉と荒岩の取組み。荒岩足長いなー

スタイルいいけど相撲には不利そう

・わりとあっさり荒岩に勝つ伝吉www

 

・勝負あった!見事だ伝吉!と言いながら上様登場(遅れて来ても大好きな相撲の一番はしっかり見るよ)。即上様だと分かる中泉さん。友達の旗本達はめ組で会ってもわからなかったよね。

 

・土俵を前に立ち回り開始。おそのは扮装のせいで懐剣。珍しいね。

 

・荒岩、倒れている者から刀を奪い半蔵に向かっていくも仕込み杖でいなされる。よりにもよって半蔵や上様に向かっていくのはやめたほうがよいよ。

伸びあがってる足が可愛い半蔵

・荒岩は半裸なので痛くないように当てない、かつギリギリを攻めて、二太刀目でまわしに当てる和崎氏やさしい&プロ。

当たってるように見せて当てないのがプロ

・伝吉に仇を討たせる為、仕込みを抜いて渡してやる半蔵。親切。

後ろの敵を突きつつ仕込みを抜く(無駄なし)

・中泉さん、自刃。神聖な土俵で…と思ったけど既に死体が転がってましたよ。

屍転がってるわ半蔵は足かけてるわ

・しかしこの人も161話『笑って散った流転の女』の南原宏治みたく領民にお赤飯炊かれそう。

 

・おさんは助かり、兄は相撲…妹は踊りと道を見つけ幸せになれそうで良かった。江戸城勧進相撲の囃子を聞き、初土俵の伝吉の応援に行こうかと爺を誘う上様。爺も乗り気で帰りは川端屋でおさんの踊りを…とほのぼの〆。