時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記175話『百万石の冷飯くらい』(迫間/松尾)感想

加賀藩主の18番目の息子捨千代は大和高取藩の婿養子となる事が決まり、吉宗へのお目通りを控えていた。ところが当日藩邸からいなくなり、町で龍虎と源三と知り合い、記憶喪失だと偽り2人に世話になる。守り役の彦太夫は捨千代を必死に探し、また高取藩を手中にしようとする寺社奉行達に唆された高取藩士も捨千代を亡き者にしようとする。

 

 

・上様そっくり加賀百万石の18人目の御曹司。名付け、捨千代はひどいなー。顔同じだけど幸薄く生命力もなさそうな捨千代君…松健さんの演じ分け力。

 

・捨千代の爺に小栗一也。ぴったりな配役。

 

・書き置きをし、屋敷を抜け出す捨千代。祭りへ。客引きに誘われ賭場へ。壺振りに小峰隆司が。そこに龍虎と源さんも。

 

江戸城。捨千代がいなくなったので急病ということにして上様拝謁予定キャンセルに。それに文句を言う寺社奉行稲垣刑部に小沢象。上様が何だこいつ?て顔してると思ったら管轄違いだからなのね。

あいつ何か企んでるな?顔

・ちなみに稲垣さんが出しゃばってるのは捨千代が婿入りする高取藩は元々稲垣さんの息子が婿入りするはずだったのでムカついてるから。

 

・捨千代君、賭場で羽織袴大小印籠を取られる。これが後で役に立つことにw

 

・助けてくれた龍虎と源さんにどこまでもついてくる捨千代君。ワンコか。

 

・水辺で素足をバシャバシャ遊ばせる捨千代君。かわいすぎる。妖精?妖精なの??

水辺の妖精

・自分を記憶喪失ということにした捨千代。龍虎と源さん、これも何かの縁と源さんの叔母の留守宅で一緒に暮らすことに。捨千代「良きにはからえ」w

 

・捨千代の爺、彦大夫、若が見つからずこのしわ腹上手く切れるだろうか…としょんぼり。可哀想じゃないかー。

かわいそうな爺

・加納の爺に助けを求める彦大夫。話を聞き、どちらにせよ腹を切るつもりだと察する爺。

 

・「ならん!彦大夫に腹を切らせるような事はあってはならん!」爺育ちだからどこの爺にも優しい上様。

 

・婿入り先の高取藩江戸屋敷藩士に責められる家老神尾におにぎり顔の大木正司。藩士らは捨千代の婿入りに反対で「馬鹿様」呼ばわりw捨千代が逐電したことも知っていて、見つけ次第斬ります!と。

 

・捨千代のいる長屋。龍虎が帰ってくるとまだ寝ていて、布団をはぎとられる。捨「顔を洗うぞ」龍「洗やいいじゃねえか」「水を持て」「何をぅ!?」「顔を洗うから水を持てと申しておる」怒ってこの野郎態度のでけえ奴だな…と悪態つきつつ手ぬぐい濡らして投げてくれる龍虎。やさしい。

 

・密談する高取藩家老🍙大木と寺社奉行🐘。2人はグルで寺社奉行が高取藩を手に入れる為に高取藩士を焚き付け、捨千代を亡き者に…という企て。庭から聞いてる半蔵。

こやつら~💢と顔に出てる半蔵


・上様に報告する半蔵おその。稲葉の狙いは老中職で、今の三万石だと寺社奉行止まり、老中になるには五万石ないと駄目なため、高取藩に狙いをつけたと。2人に彼らより先に捨千代を見つけ出さねばならんぞ、と上様。

了解☆と可愛い御庭番

・それはともかく3人で何食べてるの?汁粉やぜんざいならかわいいけど、めしやだしな…ところてん?

激務なので栄養のある物を食べさてあげて…

・捨千代君、町人姿に。焼いてるイワシに真剣な顔で近寄ってくるのかわいい。

かわいい☆

・うめぇうめぇと言う源さんに「熱くないのか?」若様だから熱い物は食べたこと無いんだろうなー

 

イワシを食べさせられて目を白黒させる捨千代君w

 

・記憶喪失ということになっているので治してやろう、と上半身剥かれて押さえつけられ針を打たれる捨千代君w何プレイですか、これ?

 

・見ず知らずの自分を案じてる龍虎と源さんに、初めて人の情に触れた…とほだされ涙する捨千代君wこの状況(鍼プレイ中)で?常人には理解しがたい感情の動きw

 

・自分の炊いたご飯を食してもらおう、と頑張って炊いてみたら黒焦げにする捨千代君。萌えドジっ子キャラか。

萌えキャラ設定やめろ

・岡っ引きおその、かわええー!見た目もかわいいけど置物をぺんぺん叩いたりと動きもかわいい。古着屋で売られた捨千代君の羽織を発見。

かわゆいのう…

・同心半蔵、素敵。忍より似合うのが困り者wしかし迫間氏、半蔵に同心をさせるの好きだな。

違和感なさすぎる

・賭場を開いて羽織大小印籠を売り払った権蔵又助半六を詰問する半蔵。喋りが堂に入ってドスも効いてて良き。何に化けても上手いよね。

 

・お相撲と鳶が連れて行ったと聞いて、目を見開いた後「おその!」「頭のところの…!」顔を見合わせる二人。かっわいい。

きゃわいいーー

・おそのが羽織を見つけて売ったのがヤクザと判明→じゃあ俺も行ってどやしつけるか(町方で)と2人のやりとり想像するとにこにこしちゃいますね。

 

 

・上様がめ組を訪ねると辰五郎が捨千代を説教中。あの…何で辰五郎が捨千代の事情(18番目だとか逃げてきたとか)知ってるんですか?謎だよ。まあ普通に考えたら捨千代自身が話したんだろうけど。

 

・辰五郎と共に念願の母親の墓参りをする捨千代君。そこに現れる彦大夫。そして「馬鹿様」呼ばわりしていた大和高取藩藩士達がお命頂戴と登場。飛んでくる正義扇。

 

・捨千代君そっくりの上様が現れたのに皆、まさかのノーリアクションwうそでしょwww

 

・高取藩士をぶちのめそうとする上様を止める捨千代君。「家来の不心得は主の不徳」私に免じて許してやってくれ、と。そして高取藩士を説得。秒で改心する藩士達w

 

・フハハハハ!と特徴ある笑い声の家老@大木正司と寺社奉行登場。もう藩士達は改心してるんだから空気を読みたまえよ。

 

・老中になろうと陰謀をめぐらした寺社奉行に「おのれ、その器もないのに」はっきり言う上様に笑う。罵り最高たね。

身も蓋もない悪口

・石段で殺陣。と言っても階段状のところで足元まで写されてやってたのは上様と半蔵だけ。他の人は段じゃないところでと芯固定で絡みが動き回ってくれてましたね。段差は転んだら危ないからね。

 

・大木さんは上様がぶちのめし、小沢象さんは斬りかかってきたのを半蔵が金剛杖で水平に受けてから抜刀して2回斬り伏せ。おそのも一太刀。半蔵、抜刀素早いな。

かっこいいー

・成敗終わり、上様、捨千代君にお声かけ。龍虎と源さんの名を出され、しんみりしてる捨千代君。

それより爺を思いやって欲しい

 

親と接したこともなく、周りからは軽んじられ誰からも顧みられないと思っていた捨千代が龍虎と源さんの無私の親切を初めてのものとキュンとするのはいいけど爺だっていたじゃーんと思っちゃうな。まあ誰しも既に持ってるもののありがたさは分からんだろうけど。

 

これからは秒で改心した高取藩士達もいるから、味方も増えて幸せになれるといいですね。爺もついてくんだろうし。

 

しかし暴将を見てると爺育ちじゃなくても守役爺には幸せになって欲しいな。シリーズ5の『一目惚れ、仲よく危機一髪!』は面白くて好きな話なんだけど爺の御木本さんのことだけは納得いかない…