時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記192話『泣き笑い河内人情ど根性』(迫間/松尾)感想

目安箱を設置した大阪から何の申し出も無い事に不審を抱く吉宗。御庭番を伴い大阪へとお忍び旅へ。かの地で楠木正成公の墓が打ち捨てられているのを目の当たりにし、これではいかんと石碑を建てようと石屋を訪ねる。頑固で口の悪い石工官六と何とか打ち解け、無事石碑も完成するが大阪城代安藤修理から横槍が入る。

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吉宗評判記190話『日本一の雨男』(高橋/荒井)感想

天気予報が当たらない天文台勤務の相羽三四郎。父一人子一人で息子を育てるが、慕ってくれる団子屋の娘八重もいて、熱心に予報に取り組む。

そこへお狩場にて吉宗暗殺を目論む尾張藩江戸家老一味が、狩り当日は晴れの予報を出せと八重を人質に脅迫を。嘘の予報は出せないと悩む相羽だが八重が斬られ…

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吉宗評判記188話『嵐を呼んだめ組の花嫁』(今村/荒井)感想

恩ある“に組”頭・市松の病が重い為、息子佐平とおまちの間に縁談話が持ち上がる。おまちは複雑な心境ながら話を受け入れようとするが佐平には夫を亡くした子持ちのおきた、という思い人がいた。そのおきたが暮らし、に組が後ろ盾の長屋が二足わらじの大島屋から遊里建設地にと目をつけられ、おきたの息子仙太が攫われる。

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吉宗評判記187話『天下御免!虚無僧変化』(迫間/松尾)感想

長崎奉行土屋掃部が怪しき虚無僧に殺され、土屋配下の与力も襲われ行方不明に。同じ頃江戸では若い娘が次々とかどわかされ、その件にも虚無僧が関わっている疑いが。両事件を追う吉宗は怪虚無僧を捕える為、虚無僧支配の総本山一月寺に乗り込み交渉。1日だけ托鉢を控えてもらい、その間に犯人探しをすることになる。

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吉宗評判記186話『男なみだの恋太鼓』(和久田/松尾)感想

江戸に出てきた元馬喰の上州無宿馬吉は力自慢で喧嘩っ早いが気持ちの良い男。火盗改与力の夫を亡くしたばかりの天野家に下働きとして住み込むことになり、奥方みわに惚れ、息子の耕太郎とも打ち解ける。しかし天野を殺した盗賊一味が、首領の隠し金の在処を記した書付けが天野家にあるはずと狙いを定め、奪おうと画策する。

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