時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記190話『日本一の雨男』(高橋/荒井)感想

天気予報が当たらない天文台勤務の相羽三四郎。父一人子一人で息子を育てるが、慕ってくれる団子屋の娘八重もいて、熱心に予報に取り組む。

そこへお狩場にて吉宗暗殺を目論む尾張藩江戸家老一味が、狩り当日は晴れの予報を出せと八重を人質に脅迫を。嘘の予報は出せないと悩む相羽だが八重が斬られ…

 

 

・柳の局に天文台の天気予報が外れた事を責められる忠相。忠相も負けてないのでギスギスしてて良い。

 

・「(天文台の予算など)大奥の無駄遣いに比べたら微々たる物だ」聞こえる様に独り言を言う忠相。いいぞー。

 

・柳の局が去ると現れる上様「声がしたので黙って聞いていた」助けておあげよ笑

ちゃっかり上様(かわいい)

天文台キリシタンの巣窟だ!と打ち壊そうと暴れる集団を追い払う上様。天気予報をしている相羽と知り合い、天気予想の話を興味深く聞く。かわいい。

 

・先ほどの暴動を扇動していた竹村白雲斎をつけるおその。近くね?

大胆なおその

・案の定見つかり、横から出てきて浪人に邪魔され、バチで応戦のち退避。バチが折れ、それを拾う浪人。

 

・浪人は中田博久。相変わらず目の周りブラックな、つのだじろうor楳図かずお顔。

 

・柳の局と密会する武士におそのと上様の事を報告する竹村と浪人「徳田新之助と名乗る侍が…」柳の局、誰?という顔してたけど、『女狐が泣いた人情纏』でそう名乗る上様に助けて貰ったじゃないですか。やはり記憶喪失なんか?

 

・せっかくおそのを追い払ったのに庭に潜んだ半蔵に全部聞かれてるの笑う。

いつのまに……

・そういや竹村さんは近藤宏。総髪鬘と髭、メイクもちょいワイルドだとだいぶ変わるなー。中田博久もだけどよく出るお方ですね。

 

・竹村を操っていた武士が尾張藩江戸家老水城主水正であることを報告する半蔵。すきがあれば出てくる尾張

寺からの帰りもしっかりつけた半蔵

・柳の局から上様が明日武蔵野で狩りをすることを聞いた水城。その場で上様を亡き者にすると宣言。動揺した柳の局、私は知らなかった事にしてくれと言って去る。何回悪人に唆されそうになってるの?

 

・てか柳の局にとって上様は方針の合わないうるさい上司で愚痴は言いたいし、他のいい人に代わってくれたらめっけもん、でもクーデターを起こす程ではないんだな。

 

・全部話を聞いてるおその。今度は建物の中から…このお寺、ガバガバすぎない?

今度はばっちり潜入おその

・明日の狩りを楽しみにして天気を案じる上様(かわいい)。忠相が不穏な動きがあるので狩りは中止にしては…と進言しているところに半蔵が現れ、水城が明日御狩場で襲う企てを…!と報告。ナイスタイミングすぎる。

ご報告スタイル半蔵……かわいい

・しかし言うことを聞かない上様wwせめて供を増やせと言っても少しでよい!と。自ら囮になって悪人の企みを粉砕するつもり、何故なら証拠が無くて糾弾できないから…とのこと。それはそうなんですけど、上様やられちゃったらねえ。忠相と半蔵に胃薬を差し入れしたい。

太〇漢方胃腸薬かな?

・「大岡さま!」どうしましょう!?という感じで呼び掛ける半蔵がわんこ🐶っぽくてかわいい。袴の尻にぶんぶん振る尻尾を空目しました。

エア尻尾を振ってるに違いない半蔵

天文台に行き、上様からの問合せに「必ず大雨になるので屋外行事は取り止めに」と答えてくれぬか?と言ってみる忠相。

 

・観測して明日は雨が降ると確信する相羽。だが天文台に八重を人質にとった水城一味が。明日の天気は晴れと書けと相羽を脅す。そんなに天気予報重要?予報が何でも朝方晴れてれば上様は狩りに行くと思うよ。

 

・相羽に嘘の予報を書かせまいと斬られてしまった八重。上様が駆けつけ助けてくれたけれども、重症。悩む相羽。科学者の信念や良心の話に。

 

・狩り当日。狩り装束で空を見つめる上様。天気は晴れ。柳の局がやって来て、己の不明を詫び、狩りにいらっしゃってはなりませぬと止める。詫びは受け入れるが忠相を伴って狩りに行く上様。

 

・馬で駆ける上様と忠相、御庭番。御庭番とおぼしき二騎、和崎・夏樹両氏とも乗馬は出来るけれども、衣装替えあるから今回は代役かな?

 

・待ち構えていた水城と暗殺部隊。火縄銃で狙いを定めるがそこに雨が振り出し、火縄銃の火が消える…て。笑っちゃうよね。しまった、火縄が消えた!じゃないんだよ。

アホなのか

・どしゃ降りの中ラス立ち回り開始。たまにしか参加しないのに、それがこんな雨の回…忠相が気の毒でたまらない…羽織も着てるし大変だよー。

 

・悪党の行く先を遮り御庭番登場…はラス立ち定番だけど半蔵の背中なめ、な構図で始まるのはかっこいいな。そして久々の折り畳み槍。何回も言いますが、この槍、伸ばしたり畳んだりするときのシャキン!の音がいいよね。

土砂降りの中、背中なめはかっこいい

・衣装はこれまた久々の忍び装束。ひらひらした雲水衣装じゃずぶ濡れになったら邪魔すぎるからですね。雲水時の頭巾を被ってるので前回は着替え途中?と揶揄したけど、今回もこれって言う事は頭巾+マフラーで落ち着いたのかな。

 

・おそのも刀を持つ手なめ、で登場。ずぶ濡れなおその…う、美しすぎない??髪の毛濡れてまとわりついてるのも良い。

この、半蔵→おそのの流れ良き

・水城主水正を追い詰める上様。わー、ずぶ濡れ上様も美しい。水も滴るいい男。

 

・しかし雨降らせすぎだと思います。笑える程、激しいよ。止まって喋ってるシーンだけならまだしも、殺陣中も同じ勢いで降らせてたからね。動き辛いし、目が開かんじゃないですか。昭和のスタッフ加減を知らない。

加減を知らない東〇

・主君には一切かかわりなし、拙者一人の企て!と水城。中尾彬(違う)のどこがそんなにいいんだろうなー。ねじねじをくれるとか?

 

・半蔵おそのに成敗される水城。雨に喜び、何故かお狩り場までやって来る相羽。褒められてよかったね。

加減を知らない〇映(その2)

笑顔上様(もう雨弱くてしてもいいんじゃ?)

・相羽の天気予報が将軍を救ったということで息子は鼻高々。お八重も快癒し、相羽の妻に。ただ相羽の天気予報はその後も外れたそうです。