時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記178話『土俵に賭けた舞扇』(今村/荒井)感想

龍虎の知り合いで武州から来た相撲取り志望の青年伝吉。共に来た育ての親の村名主半右衛門が年貢の減免を願った事により領主中泉と抱え力士荒岩に殺され、中泉主催の闇相撲に出て仇を取ろうと龍虎、吉宗と特訓を開始する。名主だけに飽き足らず妹おさんまで中泉達に襲われ、さらなる特訓をし、中泉の屋敷に乗り込むが…

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吉宗評判記175話『百万石の冷飯くらい』(迫間/松尾)感想

加賀藩主の18番目の息子捨千代は大和高取藩の婿養子となる事が決まり、吉宗へのお目通りを控えていた。ところが当日藩邸からいなくなり、町で龍虎と源三と知り合い、記憶喪失だと偽り2人に世話になる。守り役の彦太夫は捨千代を必死に探し、また高取藩を手中にしようとする寺社奉行達に唆された高取藩士も捨千代を亡き者にしようとする。

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吉宗評判記173話『瀬戸のさざ波乙女波』(和久田/松尾)感想

駕籠訴をしようとして息絶えた若者音松の訴えを知り、彼の在所尾道へ旅立つ吉宗一行。尾道の福山藩で名君の誉れ高い阿部正福は家老一味に毒を盛られ病の床に。それをいいことに家老は民に重税を課し苦しめていた。吉宗は音松の父杢兵衛と妹つると出会い、家老一味を一掃する。

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吉宗評判記171話『裏切り者に熱き涙を』(土橋/荒井)感想

油の価格高騰に悩まされる江戸の町。吉宗は己が抜擢した勘定奉行朝倉隼人に任せておけば大丈夫と安心していたが、忠相と御庭番の調査により値を釣り上げている油問屋河内屋常陸屋と朝倉が通じていたことが分かる。そして朝倉自身も出世に目がくらみ抜き差しならない状況に追い込まれたのを後悔、妻の加代は夫の変節と苦しみを案じていた。

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吉宗評判記170話『血斗!甲州笛吹川』(迫間/荒井)感想

甲府を幕府直轄地とした吉宗。勤番支配として派遣された小山田丹波は吉宗を恨んでおり、甲府で圧政を敷き当地で暮らしていた武田の遺臣を追いやり、やがて騒乱が起これば吉宗の責にしようと画策する。吉宗は自ら甲府に赴くが山中で迷ううちに武田遺臣達に会い、命を狙われる。

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