時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記170話『血斗!甲州笛吹川』(迫間/荒井)感想

甲府を幕府直轄地とした吉宗。勤番支配として派遣された小山田丹波は吉宗を恨んでおり、甲府で圧政を敷き当地で暮らしていた武田の遺臣を追いやり、やがて騒乱が起これば吉宗の責にしようと画策する。吉宗は自ら甲府に赴くが山中で迷ううちに武田遺臣達に会い、命を狙われる。

 

 

・また甲府に不穏な動きwww 甲府は何なの?修羅の国なの?

 

勘定奉行を罷免され甲府勤番支配となった小山田丹波に宮口二郎。

 

江戸城甲府一揆寸前と御庭番から聞き、小山田丹波め、全然汚職の反省しとらんな!と、おこな上様。よしいっちょシメたるぞ!と甲府行き宣言☆

 

・何故不穏な地に爺を伴って行くのですか?

 

・茶屋で休憩する上様爺と御庭番。半蔵おそのが席を立ち「では私たちはまたひと足お先に」おその今回は若武者姿ね(好き)

かわいい二人☆

・おそのに次の茶屋までの道はおわかりですか?と確認される爺「お前らこそ道を間違えんようにせい!」フラグを立てる。

同じ気持ちだからかおそのを諫めない半蔵

どう考えてもフラグ

・御庭番は用心のため、ひと帳場先を行き露払いをする。ほーなるほど。でも1人は上様に付いてた方がよくない?何で2人で行くんだお前ら、仲良しか!と思ったけど2人じゃないと何かあった時に1人が戻って上様に知らせに行けないんだな。納得。

 

・それはともかく二人で行く半蔵おそのの顔がにっこにこ。やはり仲いいな。LOVEなんか?あーかわいい。

何なの この仲良しぶり...!

 

・爺、まんまと道を間違えフラグ回収。

 

・次の茶屋で待っている御庭番。いっこうに到着しない上様達。昼食を頼んだ店のお婆さんに「味噌汁が冷める!」と怒られて頭を下げる半蔵おその。んもう!となるおそのがかわいい。

お婆さんに謝る半蔵と怒るおその

・山中に迷った上様と爺。爺を背負ってやり「あーあ、爺のおかげで酷い目に合うぞ😁」かっわいい。反省してしょげる爺をこれも話の種だ、と元気づける心やさしい上様。

爺孝行な上様

・水音を頼りに川にたどり着く上様主従。若い娘が水浴びしてるのに出くわす。爺、上様より前に出て舌舐めずり。おい、さっきまでしょげてたのはどうしたw

爺……!

・最初の茶屋に走って戻り、店主に尋ねる半蔵。またとって返し(どんだけ走るんですか、大変だなぁ)途中の道で周辺を訊き回っていたおそのと合流。

御庭番は大変…

・あれからもう一時余り経つ、もし間違いがあったら…と案じる半蔵と、でも加納様もついてらっしゃることですし…と言うおその。どうしたおその?何で爺がついてたら大丈夫と思えるの?先刻は茶化してたのにw

正常性バイアスってやつ?

・「もともとあの爺様が当てにならんのじゃ!」www半蔵、心の叫び。そら言いたくもなるわwまだ、じじいと罵らないだけお上品。

正論☆

・空腹で人里を探す上様と爺。先刻出会い、狼谷とやらに行ってみると別れた浪人が瀕死で現れ「狼谷へは行くな!」と言い残し息絶える。上様、狼谷とは何だ?自分があえて直轄とした地での、この無法に激おこ。君主だねぇ。

 

・つまらぬ事で仲間割れをして果し合いをしている隠れ里狼谷の元武田。見つかった上様、斬りかかってくる相手の腕前を見て、峰打ちじゃなくマジ斬り、しかも脇差しでぶすりと仕留める。かっこええ。

 

・元武田の法螺貝召集。あ、頭領鴇丸は伊吹吾郎…。その瞬間に鴇丸死ぬのか…と察する暴将ファン。毎回亡くなるんですよね。「若」と呼びかける臣下に品川隆二。

 

・仲間が殺されたので仇をとらねばならぬ、といきり立つ元武田の民ら。

 

・山中で野宿する上様と爺。自分の粗相の為に…と詫びる爺に「おかげで紀州の昔さながらに爺との一夜をもてた、今宵は一晩語り明かそう」と言う上様。やさしすぎる。だから爺だけでなく忠相や庭番、はては視聴者まで上様にメロメロになっちゃうんだよ。

やさしい上様

・江戸へと馬を走らせるおそのと山中を掻き分け探索する半蔵。ま、上様は元武田追手から身を隠してるから中々見つからんやね。

 

・忠相に事を知らせに帰ったおその、石和の代官あての書状を預かる(これが後にとんだ逆効果に)

 

・元武田と通じてる玄昌坊に洞窟内へかくまってもらう上様と爺。差し入れにかたじけない、とお礼を言う上様。握り飯を前にした笑顔が可愛いぞ。

 

・3年前に増上寺で見かけた上様をちゃんと覚えていた玄昌坊。よく上様見忘れする悪党さんたちは見習ってもらいたいw

 

・ちなみに玄昌坊は北見浩一なんですが『将軍はんて何どすえ?』でも上様と気づいている商人をやってましたね。

 

・玄昌坊から武田の末裔達の話を聞く上様。彼らは荒れ地を開墾し、前甲府藩主の許しを得てひっそりと暮らしていた。が、新たに来た甲府勤番支配小山田が彼らを追い払い、これは上様の上意だと言ったため、幕府…ひいては上様を恨んでいるとのこと。

またこのチェック着物が登場

・てか新たな直轄地の支配はそれでなくても問題起こるだろうから、有能な人の方が良かったのでは…汚職した小山田@宮口二郎はダメだよ。上様こういうポカしがち。

 

・洞窟の外を通りかかる鴇丸と中から出てくる上様。鴇丸、濃いw顔が濃すぎる。眉毛逆ハの字で笑う。この時話でもしてれば違った結末もあったろうに…。

笑えるほど濃い

・岩肌を綱を使って降りる半蔵(かわいい)。おそのと落ち合い山中を駆けずり回る。これだけ山中まわってたら上様より先に元武田の者達に見つかりそう。

ライミングをさせられる半蔵

・小山田の元に石和の代官から「上様がお忍びで甲府入りしてるよ☆」お知らせ。忠相の文が完全に裏目に。狼谷で上様には不慮の事故に…という計画発動。

 

・爺に当て身をくらわせ、洞窟に残し外に出る上様。元武田の者たちに見つかり笛吹川に追い詰められる。(ついでに悪の甲府勤番勢もわらわら駆け付ける)

 

・髷の元結を切られ、ざんばら髪になる上様。そのまま戦う。落武者ヘアでも美しいってどういうことだ。

見よ、この美しさ

・品川隆二、派手に額から血流して倒れる。これで死なないのだから驚きです(和久田なら死んでる)

Twitterじゃセンシティブになりそうな流血

・上様と伊吹吾郎の一騎打ち。ロン毛伊吹吾朗(濃厚)に相対するには落武者ヘアぐらいしないと画が負けたのかな?

 

・自分一人で罪を被り、上様に斬られて死のうとしていた鴇丸。甲府勤番らから放たれた銃撃から上様を身を挺してかばう。虫の息の鴇丸に「この者たちは武田之庄に戻し、立身の道を講じてやろう」と約束する上様。望みを正確に汲み取るだけでなく、鴇丸“殿”と呼んで己と対等に扱ってるのが良いですね。

 

・鴇丸が銃殺されて激おこな上様。撃たせた小山田を糾弾する顔が凛々しい。髪も風で横に流れてかっこいい。落ち武者ヘアでもかっこいいて凄いことだよ。

 

・ラス立ち回り。やっと駆け付ける御庭番。上様を狙う狙撃手3人を瞬く間に斬り伏せる半蔵かっこいいね。おそのも数人相手に立回り。小山田さんとその側近を成敗。

バッサリ☆

成敗☆

・しかし半蔵、ざんばら髪で傷を負ってる上様を見て内心「キャー!!!??」と肝を冷しただろうな(おそのはきっと気にしないタイプ)想像するとかわいい♡

今回ヤバかったね☆

伊吹吾郎、毎回死ぬのはやはり役者さんにとって死ぬ場面はおいしい...見せ場ってことなんでしょうね。