時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記171話『裏切り者に熱き涙を』(土橋/荒井)感想

油の価格高騰に悩まされる江戸の町。吉宗は己が抜擢した勘定奉行朝倉隼人に任せておけば大丈夫と安心していたが、忠相と御庭番の調査により値を釣り上げている油問屋河内屋常陸屋と朝倉が通じていたことが分かる。そして朝倉自身も出世に目がくらみ抜き差しならない状況に追い込まれたのを後悔、妻の加代は夫の変節と苦しみを案じていた。

続きを読む

吉宗評判記170話『血斗!甲州笛吹川』(迫間/荒井)感想

甲府を幕府直轄地とした吉宗。勤番支配として派遣された小山田丹波は吉宗を恨んでおり、甲府で圧政を敷き当地で暮らしていた武田の遺臣を追いやり、やがて騒乱が起これば吉宗の責にしようと画策する。吉宗は自ら甲府に赴くが山中で迷ううちに武田遺臣達に会い、命を狙われる。

続きを読む

吉宗評判記169話『天晴れ!腹ぺこ一番槍』(和久田/松尾)感想

藩が取り潰され、身を立てるため江戸に出てきた槍の達人神崎平九郎。吉宗は剛直な彼を気に入り、仕官先を紹介したりと世話を焼く。しかし神崎がひょんなことから吉宗と御庭番が探っていた抜け荷をしているとおぼしき勘定奉行に雇われることになり…

続きを読む

吉宗評判記168話『天下御免の夫婦喧嘩』(今村/荒井)感想

辰五郎と喧嘩をし、家を飛び出したおさい。知り合いの料理屋で岸和田藩家老と知り合い、家老宅へと招かれる。家老の狙いは若き藩主の亡き乳母お藤に生き写しのおさいを利用し、贔屓の商人泉州屋の綿専売を認めさせることだった。

続きを読む

吉宗評判記166話『鈴に誓った前髪剣法』(土橋/荒井)感想

江戸城外堀修復工事入札に関する不正を調べていた普請方改役人吉岡が殺される。彼の妹で、男装し剣の腕の立つ弥栄と知り合った吉宗。行方不明の兄を探し、殺されてるなら仇を討とうと躍起になる弥栄を諌めるが、吉岡を殺した一味は弥栄をも殺そうと魔の手を伸ばす。

続きを読む