尾張公から吉宗への書状を携えた小姓頭が殺され、書状を奪われる。画策したのは尾張藩留守居役と伊勢屋・若年寄の一味で公儀を脅迫し大金をせしめようとしてのことだった。ところが実行犯に雇った浪人馬場九十郎に奪った書状をたてに脅される始末。公に出来ない件ゆえ忠相が町人に扮し、事件を目撃した柳原の夜鷹おゆうに話を聞くが…
・宗春公の書状を携えた瀬川数馬、尾張藩のわりに良い人ぽいな、と思ったら即殺される。
・数馬を襲い斬ったのは剣持伴紀。片目上に傷メイク。
・上様宛の書状が奪われた事を知らせて来た尾張家。内容は『上様の次の将軍は尾張にしろや?』とのこと。その書状が公になると現上様派と次期尾張出身将軍派に分かれ、天下騒乱の火種になるらしく…そんなん書くなんて、ねじねじ宗春ろくな事しない。
・事が事だけに奉行所の人間は使えないので私と半蔵おそので探索いたします、と忠相。奉行の仕事どーすんの?とも思うけど…ま、金さんもやってる事か。
・瀬川数馬が斬られた柳原稲荷で、数馬が斬られた現場を見てる夜鷹おゆうを助ける忠相。べらんめえ口調をご披露。流暢なんだけど何故か漂う頑張ってる感w
・遊び人なのに着物の着方がガチガチなのも忠相らしくて良いですね。あと5cm衿の開きを下げてくれてもいいんですよ?
・「名前だけでも教えて」「俺か?お…俺は……忠吉だ」偽名くらい考えておきたまえよ忠相w
・都合良く瀬川数馬の妻・早苗が襲われているところに出くわす上様。
・早苗から関わりがありそうな留守居役笠原の名前を聞き出す上様、蕎麦屋で半蔵におそのと探るよう命じる。今回は同席せず隣の席で背中合わせで司令伝達ver.
・おゆうの小屋を訪ねる忠相。瀬川を斬った浪人の事を聞き出す。浪人はおゆうの仲間おぶんの馴染み客で今度来たら教えると約束。それには毎日ここに来ないと…と言われ忠相「いいとも…喜んで来るぜえ?」口調が何かを思い出す…と考えてたら、あれだ、スギちゃんだ。
・尾張藩留守居役笠原の事を探るのに藩上屋敷前の豪に集う御庭番。半蔵がでっかい排水口から出てきたよ(かわいい)
・おそのに「俺は笠原の顔を知らぬが大丈夫かな?」と聞く半蔵、改めて見ると可愛いな。同僚感が強くて。ぜーんぜん大丈夫!と言ってあげたい。
・出掛ける笠原の後をつける御庭番。おそのと一緒につけるなら心配しなくても良かったじゃん…心配性か。料亭に到着。忍び込むおその。
・留守居役だけでなく若年寄本間飛騨守(川辺久造)と伊勢屋(神田隆)が。書状を奪う計画はともかく雇った剣持伴紀(人斬り九十郎)に裏切られるって間抜けすぎない?
・天井裏に潜むおその。急に忍び装束になってて笑う。頭巾姿も美しいね。
・おゆうにお武家様だと見抜かれていた忠相。せっかく頑張って遊び人を演じたのに…
・尾張藩上屋敷。伊勢屋をつけてきたらしきおそのの所へ駆けつける半蔵。投げ文があったと。スマホ無いと聞きにこなければいけなくて大変ね。
・おぶんが殺され、蕎麦屋でおちあう上様と忠相。そこへ九十郎から伊勢屋へ投げ文があった事を報告しに来る半蔵「ねえさん、蕎麦ひとつくれ」の言い方良き。
・店の外から「忠相」「大岡様」を聞き分けるおゆう…読唇術?普通に喋ってた上様だって店の奥にいたし、半蔵なんて声潜めてたからねー。聞こえるわけがない。
・おゆうが九十郎に狙われるかもしれない、と小屋に駆けつける忠相と上様。時すでに遅く、斬られ、虫の息のおゆう。胸に抱く忠相。
・上様、空気を読んで退場……したわけでなく九十郎がおぶんの家に隠したという書状を探しに(冷静)
・もう死ぬのだから本当の名を教えて欲しいと言うおゆう。逡巡しながらも「大岡忠相だ」と告げる忠相。名乗った時、侍の声音に変わったのが良いですね。
・息絶えるおゆう。戻ってきた上様。書状を持つ手が震えるほどお怒りに。
・本間飛騨守の屋敷。悪党どもは話がついて手打ちの高笑い。そこに飛んでくる正義扇……千両箱に刺さったよ!
・何で刺さるの?上様が怒り心頭だから?……それはともかくラス立ち回り開始。今日は忠相も参加でしょ?と思ってたらいなくてびっくり。
・おその、刀を避けてジャンプ(かわいい)上様と半蔵はよくジャンプするけど珍しいな。初めて?
・九十郎残しで忠相登場。しかし仇を討つのは夫を殺された早苗。早苗のことはすっかり忘れてたよ。
・若年寄は病死、尾張藩留守居役らは切腹、伊勢屋は獄門。町中を引っ立てられてる伊勢屋が投石されてたけど(神田隆がかわいそう…)、庶民の恨みを買うような事はしてないような…?
・おゆうは忠相が手厚く葬ったそうです。
今回の立ち回りは上から引きの画で始まりましたね。全身…足元まで入ると、バストアップと違ってごまかしきかないだろうから、こういうのが撮れるってことは上様の殺陣の腕がめきめき上がってるんだろうな…。主役はつけられてる手もめちゃくちゃ多いし、それを毎回やってるんだから大変でしょうけどその分しっかり力がつくんですね。
今回半蔵は仕込み杖を地面に突き立ててから、垂直に上へ刀を抜いてましたね(たまにやる)。横なら腰を捻ればスッと抜けるけど、これだと腕と全身で伸び上がらないといけなくて大変そう。だけど伸びあがる姿が可愛いので良き。
吉宗評判記183話
— 硯 (@1684Gen) 2022年6月4日
御庭番も上様も見所少ないなーと思ってたけど、見返したらターゲットの顔を知らないから大丈夫かな?とおそのに聞く半蔵は可愛いですね。「大丈夫かな?😥」て。そりゃおそのも笑顔で相手の特徴教えてくれますわ。
確認し直せば何かしらに萌えられる自分に感心。 pic.twitter.com/l2tQStBKwu