時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記148話『日本一の小泥棒』(高橋/荒井)感想

献金という名の賂が横行する昨今。吉宗が出会った大泥棒に憧れるこそ泥吉兵衛は権八という男に声をかけられ越後屋から三千両を盗む計画に加わる。しかし権八は半蔵おそのが目をつけている若年寄米倉丹後守邸に出入りしており……

 

吉兵衛/遠藤太津朗

米倉丹後守/川辺久造

権八/西田良

甚右衛門/牧冬吉

越後屋/永井秀明

お徳/大和撫子

萩原伝四郎/五味龍太郎

 

・どこぞの悪商人が積み上げた千両箱の前には哄笑する御前様。そこへ石川五右衛門ばりの大泥棒吉兵衛(遠藤太津朗)が千両箱に足掛け口上を。エンタツさんノリノリじゃないですかw

ノリノリな遠藤太津朗

・屋敷の侍相手に大立ち回りでくぐり抜け、逃げた街場で大捕物。撮影もノリノリw

橋の上では御用提灯(ノリノリである)

 

・川にドボンしたところでお目覚め。長屋で枕を抱え、妻お徳に甲斐性なしと罵られる吉兵衛。冒頭は夢でした。ここでタイトル『日本一の小泥棒』ん?となるフックがあって良いタイトルですね。

枕抱えてるの可愛い(ぷはっ!も)

良いタイトル


・お弓の稽古中の上様に爺が幕閣への商人からの献金と名を変えた賂が横行している様への進言。腹痛にかこつけて金を貯め過ぎると小判で腹を冷やす、腹下しをしている連中は沢山おりましょうな…と言う狸な爺。好き。

 

・茶屋でおまっちゃんの買い物を置き引きする吉兵衛。即、常に取り押さえられる。そこへやってきた上様。

 

・偉いお役人は何千両とちょろまかしてるのに芋や大根しか盗めない自分が情けないと泣く吉兵衛。それを聞いて思案顔をした上様、突然吉兵衛を「馬鹿野郎!」と小突き、引っ立てる。おまちやおさいが勘弁してあげて!と止めると今日のところはこれで許してやろう、後は俺にまかしてくれと。上様、吉兵衛が窃盗で番所に突き出されないようにしてくれたんだよね。

 

・皆が立ち去るなか、柱の陰から出てくる西田良。

 

・店で食事をしている吉兵衛。冒頭で妻がお金が十文もないと言っていたからきっと上様がこれで何か食えとか少しくれたのかな。

 

・声をかけてくる西田良@権八。酒を勧められてしょんぼり「昼間っから酒呑める身分じゃねえもん」と断る太津朗にキュンとしちゃったよ、きゃわ!

きゃわくね?

 

・兄ィを見込んででかい仕事があるんだと誘われ、十両以下の仕事は受けないと虚勢を張るが返って来た言葉は三千両、江戸一番の呉服屋越後屋を狙う大仕事。酒を持つ手が震える吉兵衛。

 

・め組がいちげん様お断りと追い払われた感じ悪い料理屋の女将と懇意な武士を、屋敷までつけるおその。くぐり戸から入る権八を見かける。

 

・屋敷が若年寄米倉丹後守のものだったと半蔵に話すおその。自分の女に料理屋をやらせているのか……ひでえ役人もいたもんだなあと振り返り感想を述べる半蔵。同僚感があって良き。

丹後守に呆れる半蔵

 

権八というヤクザ者が表門から入っていったり、あの屋敷には何かありますと言うおそのに「わかった、ひとつ仲間部屋に潜り込んでみるか」とにっこりする半蔵もかわいいしこっくり頷くおそのもかわいい。

にっこり引き受けたけど痛い目に

 

・米倉丹後守屋敷仲間部屋の賭場。遊び人風体で潜入している半蔵。着物は派手じゃないけど洒落た柄でチラリとのぞく襦袢も柄でかわいいぜ。

 

・「おう、にいさん…さっきから見てばかりいるが遠慮しねえで遊んでもいいんだぜ?」と壺振りに声をかけられ「そのつもりで来たんだが、こんなけちな勝負ばかりとは思わなかったぜ」と返す。相手を怒らせて口を割らせるスタイルなん?怒る壺振り「何を⁉」

喧嘩売ってるけどかわいい

・目くじら立てなさんな、このお屋敷のお殿様は大した羽振りって言うから、さぞ派手な賭場が立ってると思ったんだが…と会話を誘導。

 

・「ところで殿様のいい女が料理屋を作ったって話は本当なのかい?」ああ、おそのが米倉が妾に料理屋やらせているかは証拠が無いて言ってたものね。しかしストレートw半蔵は変装と演技は抜群に上手いけど訊ね方が直球なんだよな(131話参照)性格がまっすぐだから?きゃわ!!

 

・知らねえな、ととぼけられ「じゃ、少し使うか」と賭けに参加。負けてアイターとなってお隣さんに会釈してるのくそかわいいな。

 

・壺振りの目配せにより藩士らが来て半蔵を囲み、出ろ!となる。「あっしで?」ときょとんとするも両腕掴まれ引っ立てられていく。とぼけるさまも可愛いし連行されてくのも可愛いな。

首根っこ掴まれとるw

・庭先に連れてこられながらも「俺が何したってんだよう!冗談じゃねえよ!っとにもう…!」遊び人芝居継続。

突き飛ばされてるのもかわいい

・邸内から出てきた五味龍太郎が詰問「貴様何しに来た?」「馬鹿言っちゃいけねえ!賭場にままごとしに来る奴がいるのかい!?」いるの“かい?”がいるの“けい?”になってる見事な巻き舌。発声もいつもより威勢よく、完璧。

遊び人なので威勢よく
…口尖らせてるんじゃないよ(きゃわ)

・五味龍の指示で棒を振り上げられた時の「おいおい…よせよせよせ」といい殴られた時の達者な吹っ飛び方といいさすが東映育ち、チンピラも演じ慣れてる。下手な人がやると殴られてるように見えないんだよね。実際には当たってないのに当たったようにタイミング合わせて吹っ飛ばないといけないので経験が必要かと。

タイミングを合わせ吹っ飛んだり転がったり

・袋叩きにあいながらも殿様の隣の権八が確認できたので、侍らを振りほどいて逃亡。

袋叩きにあってる時もかわいい

権八の顔むかつくww

目的達成したので振りほどき
(着物はだけ過ぎw)

逃 亡


・屋敷の外に飛び出し走って逃げる半蔵を追う侍達……の前に立ちふさがる上様。五味龍「何者だ!?」「通りすがりの風来坊だ。名乗るまでもあるまい」ふてぶてしくてかっこよいー!

半蔵の逃げ足の速さ…すご

風来坊登場

 

・「弱い者の味方をするのが俺の性分でな」「邪魔立てするか!」と斬りかかる五味龍の刃をかわし、止めるように左手を突き出し右手で正義扇を広げる上様。キレのある扇戦闘w

かっこいいけど面倒そうな人である

扇に正義と書いてあるのも変わり者感増

 

・諦めて屋敷に帰る五味龍ら。戻って来る半蔵。唇の端から血がでてるわ髪は乱れてるわ胸は開け気味だわ……たまらん!!珍しく色気が出てる!!落ち着け私……写経でもする?

 

・「あらかたはおそのから聞いた」それで様子見に来てくれる上様やさしい。

部下のフォローは忘れない上様

・半蔵の様子を見て「随分やられたようだな……よく辛抱した」とねぎらってくれる上様。確かに…咄嗟に反撃しちゃいそうだもんなー。はにかむように口に手をやる半蔵が可愛くて震える。

きゃわ!!!!!

 

権八の素性はまだ分からないが只者ではなく、何かを企んでいることは明らか…という半蔵の言葉に、権八はいずれ出てくるだろう、続けて探索してくれと命じる上様。

遊び人の時と声色も表情も全然違うのも良き

続けて探索をお命じ

 

・ちなみに才三が遊び人を演じた時は上様の前に出た途端に開いてた衿をシュッと閉じたので、上様の前だろうが衿ぱかーんと開けてる半蔵見て年齢重ねると恥じらいがなくなる?いやいや性格??(半蔵おそのは細かい事気にしないので)と思いました。きゃわ。

 

・おさいおまちから吉兵衛が権八越後屋にいたことを聞く上様。おそのに権八の家を見せてもらい、周りに民家がなく掘割から小舟を出せる盗賊向きの家だ気づく。こそ泥(吉兵衛)とこの家に住む権八越後屋へ→泥棒するつもりだ!てことですね。

 

・後を上様がつけていると大八車に轢かれそうになった子を間一髪で救う吉兵衛。「吉兵衛よくやった!」と喜び、酒をごちそうする上様。吉兵衛が新さんと気安く呼んでるし、やはりあの置き引きの後に説教しつつ優しくしたんだろうな。

良い事をしたら褒める(しつけの基本)

 

越後屋を呼び出す忠相。この人はちゃんとした人っぽい。商人が出てくるとまず悪人かと疑うのが時代劇視聴の弊害。

 

献金を要求されたりしてないか確認すると案の定要求されていてしかも断った、と。その相手が米倉丹後守。

 

・断られたのを根に持ち盗人を使って越後屋を…と言う忠相に合点がいかぬと答える上様。それにしてもなぜ権八はこそ泥がせいぜいな吉兵衛を仲間にさそったのか…と。

褒めたりけなしたり忙しいな

 

・様子がおかしいのを妻のお徳に案じられて家を飛び出す吉兵衛。お徳さん、甲斐性なしとは罵るけど夫が心配なんですね。

お徳さん悪くない妻だよね
部屋も綺麗にしてるし

 

・「男の門出に泣き言はよせ!」とすがり付く妻を振りほどきお芝居風にBGM付きで出ていく吉兵衛を半蔵が見張ってるんだけど前回のオットセイ梅津栄といいどんな気持ちで見てるんだろ……走り去る吉兵衛だけでなく長屋のほうをちらっと見たぞw

その気になっちゃっている吉兵衛

半「(何なんだあの小芝居は……)」


・片や権八の家。おそのが米倉家出入りの人間に権八を見せ、家来の山並権九郎だと確認がとれる。

 

越後屋に忍び込む権八と吉兵衛「ええ!?本当にやるのかい?」と吉兵衛。計画するのが楽しかったんだ(意訳)と言われここまで来てと怒る権八の気持ち少しわかるw

 

・陰から見てるおそのと半蔵。顔の出し方がかわいい。

かわいくね?かわいいよね??

・め組や上様までいるw皆で泥棒が滞り無く完遂できるよう見守りしてるのね。

皆で見守り隊

 

権八家。千両箱を前に喜ぶ吉兵衛と無表情な権八。嬉しくないのか?と聞く吉兵衛に開けてみな、と権八。千両箱を開けると中は石と古釘。

何てこったい

・ドスを突きつけ貴様には死んでもらうと言う権八。中のがらくたを片付け俺は姿を消し、朝には空の千両箱と貴様の死体が発見され、間抜けな泥棒が相棒に裏切られ金を持ち逃げされたことになる…とドスを振り上げた所に正義扇。

 

・上様が入ってきて謎解きタイム。権八の本名を指摘し、貴様たちの狙いは千両箱の中身ではなく越後屋に泥棒が入り、金蔵が荒らされたという事実が欲しかったんだ!(ばばん!と)

謎はすべて解けた!

 

・山並権九郎を昏倒させ、吉兵衛について来い!と命じる上様。

 

・米倉妾の料理屋。米倉と妾、家来の五味龍が談笑している所に遅れて現れる越後屋大番頭甚右衛門(牧冬吉)。彼が主人に内緒で献金していた三千両がバレそうになり、帳尻を合わせるためこんな田舎芝居を。

 

・ちなみに三千両はこの感じの悪い妾に料理屋をやらせる資金にもなった模様。

 

・牧冬吉は善悪両方やるお方だけど悪役の時は人の良さそうなお顔立ちが逆に邪悪に感じられて良いよね。

 

・笑い声が響いて上様登場。何故に般若面を??

権八をを名乗るためにわざわざ……

・山並権九郎を名乗るおふざけに米倉が面を取れ!と怒り、顔を見せる上様。即分かる米倉さん。

 

・糾弾されても身に覚えがないという米倉に「半蔵おその」と声がけする上様。山並を引っ立てててくる半蔵とおそのと後ろに吉兵衛。

すみやかな証人連行

・しかし山並さんて変装して泥棒演じて…と出来る子だよね。この家の隠密的お仕事担当なのかな?

 

・これでもまだ身に覚えがないと言い張るか?からの上様のがらっぱち口調声色な「悪あがきは見苦しいぞ!」最高じゃね?

この時の上様最高だから映像で見て

・台詞の調子が変えられるのって経験値が大きいと思うから、やはりこの暴将座長の年月と大河で鍛えられたのが大きいのかな?

 

・立ち回り開始は真上からのアングルで。捕まえていた山並さんを突き飛ばし仕込みを振り回す半蔵w

俯瞰

・縁側に飛び上がりながら力強く刀を振るう上様。元気だなー

 

・演舞のようにひらひら動いて最後仕込みで突く半蔵かっこよい。おそのも今回はひらひら舞ってるね。

華麗な動きを見せる半蔵おその

・感じの悪い妾を上様が殴ったの珍しいな。女性は大抵おその担当なので。

 

・何故かめ組が店の入口から乱入して米倉の配下達を足止め。入店拒否された恨みをここで?

 

・隠れていた吉兵衛に「何故戦わんのだ!」と上様。理不尽すぎるwむしろ何でここで戦わなきゃいけないのですか??

太津朗の顔www

・世の中の不合理を嘆く前に戦え!ということらしいですがここで暴れるのではなく日常生活で暮らしをよくするために戦えばいいのでは?

んな事言われてもなあ

・まあでも上様に首根っこ掴まれてる遠藤太津朗は面白いので良い。

 

・とはいえほうきで刀持ってる武士に立ち向かわせるのはやめてあげてください。危険。

ほうきVS刀は危険

・米倉さんと五味龍は上様がぶちのめしで成敗なし。

めっちゃぶちのめすやん

 

・恐れ入りましてございます!と地にひれ伏す吉兵衛。本来なら牢屋入りを申し付けるところだが(利用されたといえ自分の意思で越後屋に盗みに入ってるからね)悪人を摘発する糸口になった功績もないとは言えないので以後心を入れ替え過ちを繰り返すでないぞ、と上様。

 

・へへーっ!!と頭を地に擦り付ける吉兵衛を見て半蔵が笑っちゃってるじゃないですか。かわいいじゃないですか。

こういう時笑顔が出るの人間味があって良き

・歩み寄り、しゃがんで目線を合わせ「どうだ、この徳田新之助と約束できるか?」と声をかけ、了承する吉兵衛に「そうか、その言葉信ずるぞ?」と微笑む上様…尊すぎる。

やさしく諭す将軍(好き)

 

・朝もやの長屋。しょんぼりと待つお徳のもとに帰って来る吉兵衛。どんなに心配したか、何したんだと言うお徳に今日からは真面目に働く、俺は約束しちまったんだと吉兵衛。

この太津朗の希望溢れる目いいよね

・誰と約束したかは言えねえとの吉兵衛に、どこの女だ、あたしがかわいいと言ったじゃないか!と怒るお徳。吉兵衛が好きなんですね。良い夫婦。

かわいい2人 幸あれ

 

・人足は年取ったらできないだろうから今のうちに二人でがんばって働いてお金貯めて、小商いでもして幸せになっていただきたいですね。

 

・米倉さんは切腹、幕閣有力者への献金は規制が設けられたそうです。でも小判菓子折はまだまだ続くことでしょう。