大奥で3年ぶりの畳替えが決まり、吉宗提案で柳の局の賛同もあり御用達ではなく江戸中の畳屋から見本を集め業者を選定することに。御用達業者と組んで儲けようとしていた若年寄は目論見が外れたばかりでなく柳の局からも疎まれ、彼女の秘密を探り出す。
・城中で片肌脱ぎで素振りする元気な上様。半蔵がいないのを気づき、おそのに問うと「加納様の御用でご城下へ…」爺の?と不審がる上様に「大した用ではございませぬ」とお茶を濁す爺。上様の「何かあるな?」という顔が良い。
・御用達畳問屋·山高屋に接待されている柳の局。山高屋が賄賂を取り出すとそのような物は無用と怒り席を立つ。柳の局はプレゼントとかには弱いけどあからさまな賄賂や人殺しは拒絶するんだよね。今回は思い入れの深い畳だからだけど。
・その様子を見ていたらしき半蔵。爺の御用ですね。
・城で爺に報告する半蔵。「船宿にて若衆とな?」望みの情報を得て嬉しそうに立ち上がる爺「これはわし一人の存念でな…上様には内緒、内緒♪」と浮かれて上様と鉢合わせするも、笑って立ち去る爺。?と見送る上様。
・半蔵の所に行き「爺の用事はなんであった?」と尋ねる上様に「いや、それが…」と言い淀んで頭をかく半蔵かわいいね。爺が口止めしてくからー。
・忠相とおその登場「加納殿は(柳の局から)一本取るおつもりでしょう」これ前も呟いたけど忠相が半蔵の用事内容を知ってる→後ろのおそのから聞いた→おそのは半蔵から聞いた→てことは「ご用は何だったのです?」「いや、それがな、柳の局を…」などと半蔵おそのが話したり愚痴ったりしてる→かわいい!
・早速柳の局にねじこむ爺。二人が言い争ってる所に上様が。3年ぶりに大奥の畳替えをすることになり、御用達のみでなく江戸中から業者を吟味しようと同意する上様と局。
・辰五郎に江戸一番だという畳職人喜作の所に連れて行ってもらう上様。喜作は小栗一也。
・大奥の畳替えの話をすると、娘おたみの婿文吉は乗り気だが話の出処が局だと聞いた喜作は断ってしまう。
・山高屋をつけていたおその、若年寄久地山の屋敷に入っていくのを見る。若年寄は外山高士。邸内には山高屋の他に畳奉行も。上様の緊縮政策を批判し尾張礼賛。
・尾張関連話は何故か何回か連続するんだよね…脚本発注に尾張月間とかあったんか?
・め組の畳替え中に倒れる喜作。ちょうど訪ねてきた上様が知り合いの医者を連れてくる。診断は膈症、今で言う胃·食道癌ですね。余命2~3ヶ月とのこと。かわいそうに。
・柳の局と昔話に花を咲かせる久地山。奥女中をときめかせる小姓頭外山高士が想像できない…笑(いや、外山高士は好きですけど)
・畳問屋を御用達にと口出しする高士を突っぱねる局。夜一人になるとお守りの亀を手にお父つぁん、おたみちゃん…とつぶやく。それを物陰から見てるおその。
・病床から起き出して大奥提出の見本畳を作ると言い出す喜作。腰には局と同じお守りの亀が。見本畳は俺の名を出さなければ迷惑にならない、てことは柳の局の父と知れる事と、もし選ばれた場合に局が身内の畳屋を贔屓したと思われたら困るから前は断ったんだね。
・辰五郎から話を聞いた上様、局と会ったこともない辰五郎に局と話してくれと無茶を…笑。
・大奥。外山高士からの進物を渡そうとして断られる尾張派奥女中…次の回の竹姫付きの尾張派奥女中といい顔が意地悪で笑う。
・外山高士邸。山高屋、畳奉行と集まり敵になりそうな柳の局が民情視察で町に出た際、浪人に襲わせようと算段を。は!と気づいた高士が脇差しを刺すと障子一枚隔てた所で忍んでいた半蔵が(近すぎるw)
・高士の刀を叩き落として逃走する半蔵w戸惑う高士の気持ちわかる。お庭番が潜んでる所に刀や槍ブスリ!は時代劇あるあるですが叩き落とす人初めて見たよw
・あと今回は最初の柳の局調査で気疲れしてお休み中なのかな?と思ったらちゃんとお仕事してたよ、半蔵。良かったー
・見本畳を仕上げた喜作は無理がたたって病の床に。
・民情視察に来た柳の局の駕籠行列に羽織袴と奥女中衣装のお庭番が。似合う。あとこうして他の人と混じってると分かるけど二人とも様子が良いね、やはり。
・辰五郎の話を聞いた時は喜作など知らぬと言っていた局、夜になると御高祖頭巾で喜作の家へ。後をつける上様…だけじゃなく畳奉行もw
・喜作の枕元へ行き、手を握る局。最初は帰れと言っていた喜作だが出来上がった畳を見せる「お父つぁんが作った見本の畳だい……一番になるぜ…」泣ける。今村脚本は人情ものが上手い上に小栗一也がまた上手いから。
・「大奥で女の大将だっていうじゃねえか…よくやったな」最後に褒めてもらってよかったね。
・娘二人に囲まれ、思い残すことはないと旅立った喜作。しかし何で辰五郎が娘婿の文吉より前に……そういうとこだぞ、サブ。いや、座り位置はサブが指定したわけじゃないけど。
・翌日、江戸城に向う柳の局の駕籠行列。SPばりの顔の圧で周囲を警戒してる半蔵。羽織の紋を<span style="color:#CC0000;">SP</span>にしようぜ。
・出てきた浪人集団に止まる駕籠。刀を振りかぶる浪人を止めて外山高士と畳奉行山高屋登場。何で浪人雇ったのにわざわざ来るんですか笑
・長門守(外山)じゃな!という局の後ろでおその半蔵が目を合わせて「やはり来たな」という風にうなずき合ってるの良き。お芝居細かい。
・喜作のことを持ち出し、大奥の年寄りの実父が町人と知れたら地位が危うくなると脅す外山高士。よっナイス卑怯。
・手を組もうと言われ断る柳の局。元は町人の娘とバレても、別に不正な手段とったわけじゃないから罷免出来ないよね?しばらく居心地が悪くなるだけでメンタル強い局は堪えられる気が…。
・斬り捨てい!となり戦闘開始。半蔵の抜刀&斬りつけがかっこよさそうだったのに途中で画面切れとる…4:3画面が憎い。
・上様が懐手で歩いて登場。徳田と名乗るとすぐ分かる外山高士。驚いた顔がかわいいね、高士。
・局も驚き皆ひれ伏す中、刀引っさげた半蔵とおそのは立ってるの好き。
・「俺の命は天下の命、三つ葉葵の〜」いただきました。柳の局どう思うんだろ?「ま!?上様何て下賤なお言葉を…!」とか?
・駕籠なめ、という珍しい構図でバッサバッサ斬り伏せる半蔵。全身見たいー。スケルトン駕籠にしてくれ。
・おそのは奥女中スタイルなので小太刀。珍しいですね。若武者打刀もいいけど小太刀も良い。
・柳の局と女中達を浪人達が追い詰めると半蔵が現れ斬り捨てる。こんな助け方されたら惚れてまうやろ。しかもいつの間にか羽織を片袖脱ぎ。拙者、片袖脱ぎ(羽織や裃)殺陣大好き侍なのでかたじけないでござる。
・成敗は無し。喜作も良い娘を持ったと草葉の陰から喜んでいよう…というお言葉に「上様…」と感じ入って頭を下げる柳の局。
・いい話やなーと思うけど、これから先を知ってると「局、このあとどこかで頭打つかしてこの時の記憶喪失してるのかな??」と思うこと請け合い。
・覚えているのにあの振る舞いだったら「これはこれ」と考える強メンタルな人なのでそれはそれで面白い。まあ元々上様が嫌いなわけじゃなく考えが違うだけだからね。爺のことは嫌いだけど笑
・畳が城へ運ばれて行くのを笑顔で見る上様。家の畳も新しくなったし一杯やりますか?という辰五郎に「だが古女房は変わらんのだぞ?」と余計なことを言っておさいに怒られるw
・何とかごまかして許してもらい、首をすくめて笑う上様のかわいさよ。
吉宗評判記119話
— 硯 (@1684Gen) 2022年3月8日
1.爺め何を?顔の上様。かわいい。
2.上様に問われても爺に口止めされてるので答えられず頭をかく半蔵。かわゆい。
3.SPお庭番。
4.柳の局を狙う敵登場に、局の後ろでアイコンタクトして「やはり来たな」という風にうなずき合う半蔵おその。細やかお芝居。 pic.twitter.com/JYsp9mhSsn
先日見た吉宗評判記の3話目は りつ、もとい柳の局も出演(画像1枚目)。この時の爺は上様と共にまだ新参なのでだいぶやり込められている模様。このイビられ期を経て、と踏まえると後に爺が半蔵に探らせてまで局の弱みを掴もうとしたのも納得。3·4枚目は弱みを掴んで浮かれる爺とその様子を不審がる上様w pic.twitter.com/hNZ5nhv7ti
— 硯 (@1684Gen) 2020年10月22日
爺に“上様に内緒”と念押されたので言い淀む半蔵がかわゆい。でも忠相既知なのはおそのから?それは半蔵がおそのには喋った(「加納様の御用は何だったのです?」「それがな…」てな具合で)に他ならず、仲良しだねーと微笑ましい。もしくは報連相(古)が出来てる。勝手に行間を読む&妄想はオタクの嗜み。 pic.twitter.com/DnBY2Wzzgx
— 硯 (@1684Gen) 2020年10月22日
吉宗評判記119話
— 硯 (@1684Gen) 2022年3月8日
半蔵おそのの供侍&奥女中スタイル殺陣。半蔵の打刀はよくあるけどおそのの小太刀は珍しいかな?
柳の局達を追い詰めてた浪人さん、半蔵に気づいた時の「おっ」の声が可愛いし、いい人そう…笑 pic.twitter.com/nt5RfH1XEa