時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録

吉宗評判記115話『一攫千金ご用心』(迫間/松尾)感想

薩摩藩後ろ盾の三千両富くじに熱中する江戸の人々。知り合った少年の両親らが殺されたことにより、富くじの裏のからくりに気づいた吉宗が陰謀を砕く。

 


・薬を買ってサービスの菖蒲を貰い嬉しそうに香りを嗅ぐ上様。可憐。

 

・そのまま歩いてると示現流の浪人達に腕を試されリクルートされる上様。断るといきり立つ浪人達。

 

・無法は許さんぞと鯉口を切る上様。花を咥えるのはサービスショットですか?(両手を空けるためです)

 

・おまちが子ども(勘太郎)に折ってあげた兜でかすぎるwおまちかわいい。

 

勘太郎に兜を折ってくれと頼まれてめ組と居酒屋にいる時も兜を折る練習をする上様。

 

・ご政道批判と将軍の悪口への同意をいちいち求めるめ組に上様「いちいち新さん新さん言うなよ💢」

 

・安摩·徳の市役で金子信雄が。

 

・城でお弓の稽古「なあ 新さん」と言われる度に困ったと話す上様。恐れ多いことを…という風に顔が曇る半蔵と笑ってしまい爺に睨まれるおそのw二人の性格の違いが出てますね。

 

・料亭で聞き込みするおそのと薩摩藩江戸屋敷に忍び込む半蔵。勧進元の神社宮司の苦労を労う留守居役。大金をあちこち動かして何かあっては…と賞金の扱いも神社側にお任せする真っ当な対応。

 

・上様にご報告。留守居役をベタ褒めする半蔵。しかしおそのが留守居役が遊里で派手に遊んでいることを懸念すると「留守居役は幕閣や他藩とのつきあいが大事、遊ぶのも仕事のうちだ」したり顔で擁護する半蔵wま、実際に留守居はつきあいが仕事の一環てのは後の話でも出てくるもんね。

 

・おその「遊ぶのも男の甲斐性と仰りたいのでしょう?」半蔵「何!?」ここ、改めて見るとまるで痴話喧嘩ですね。夫婦なんか?半蔵の「何!?」の時、おそのの顔が「何よ!?」と言ってるよう。上様の前で何をしてるの君たちは。

 

・当然「やめんか、ばかもん!御前だぞ!」爺に叱責されるお庭番w

 

・爺に怒られ「二人とも当てにならない」と言われ、憮然とした表情の半蔵とおそのが可愛すぎる。特に爺を睨んでるおそのがw

 

・お城でも兜折り練習をしている上様w中々の数の失敗作が。上様が不器用なのは萌属性として有りですね。

 

富くじは滞りなく終了。一番くじに当たり喜ぶ勘太郎の父と共同購入の友人。その夜襲われる。

 

・完成した兜を枕元に置いてお休みになってる上様wかーわーいーいー

 

・兜を届けに行く途中、勘太郎の両親が殺されたのを知る上様。長屋で近所の者に話を聞いて父親が富くじにハマっていたのを知る。

 

・殺された者が富くじに当たってないか、掛け取りしたい飲み屋の女に扮して聞き込みするおその。少しはすっぱな口調がいいですね。

 

示現流道場に聞き込みする半蔵。浪人姿似合う。

 

・徳の市や勘太郎の証言から殺された者達が1等くじを当てていたのを悟る上様。

 

富くじ勧進元宮司留守居役が勘定をしていると黒頭巾の浪人集団が。留守居役を人質に金を強奪。

 

留守居邸。浪人集団と高笑いする留守居役。それは想定内たけど何で自分の屋敷に帰るのですか?普通この場合は人質芝居がバレないように別のアジトにするよね?周到な計画(本人談)の割に雑なんじゃ。

 

・だから当然上様が来ます。

 

・そもそも最初に上様をリクルートする示現流が悪い。そりゃ一党の福本さんも上様と半蔵二人にぶっ叩かれますよ(お疲れ様です)

 

・騙された恨みもあるから半蔵が留守居役を斬れば良いと思ったら示現流の人担当でした。留守居役より示現流の方が強いから妥当か。

 

富くじは禁止に。集まった九千三百両は御用金として庶民救済の為に。元の目的である湊川神社修復(五千両)と殺された遺族への償いは島津公が行うことになり薩摩藩へのお咎めは無し。

 

・もし関わってないなら薩摩藩も気の毒に…と思ったけど、そういや旗本退屈男で和崎氏が島津公やってたときもポンと1万両出してたな…70万石ってお金持ちねー。五千両ちょいでお咎めなしだったら万々歳なんだろな。

 

勘太郎を連れて祭りに繰り出す上様とめ組。富の市に会う。要所で出るけどさほど本筋に関わらない金子信雄…こういうゲストもあるんやね。

 

しかし勘太郎、境遇は気の毒だけど最初から最後まで可愛くない性格だったな。むしろ上様がひたすら可愛かったよ。