時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記112話『誇り高きカモ侍』(土橋/荒井)感想

御狩場の鴨を見回る御鳥見役の堀辺政之進と出会う吉宗。堀辺は己のお役目に誇りを持つ良い若者だが、恋人の澄江の父と自分の父の仲が悪く悩んでいた。しかし澄江父の材木奉行が御浜御殿改築工事費着服の陰謀に巻き込まれ…

 


・澄江の父、材木奉行大野は井上昭文。今回は悪くない役なのね。

 

・御狩場の鴨を捕まえため組。見咎めた堀辺が問うと「あっしですぜ!飛び道具は石ですぜ!」と自慢する龍虎w

※御狩場の鳥を捕まえ殺したら当然打ち首です。

無邪気で可愛いけど打ち首決定

 

・知らずにやったことなら仕方あるまい…と見逃してくれる堀辺。いい奴。

 

・め組で鴨を鍋にしてると上様が。将軍の鴨と聞いて少し驚く。そこに堀辺もお相伴に預かりに来て皆で鴨鍋をつつく。堀辺「俺もこの鴨鍋が食ってみたかったんだよ」和気あいあいで良き。

上「(え...…俺の?)」

 

・上様と打ち解けた堀辺。御狩場への腹ごなし散歩に誘い、鴨を見せ「あれが古株のゲン、隣がハゲ…」上様「まってくれ、俺にはどの鴨も同じ顔に見える」そりゃそうだw

とまどう上様(きゃわ)

 

・材木問屋富士見屋に招かれてる作事奉行と材木奉行の様子を料理屋の外で伺っている鳥追いおそのと町人半蔵。ご機嫌で出てきた材木奉行大野を見送って、笑ってしまう2人が可愛すぎませんか??

かわゆ

大野の怒鳴り声に「え?」となる2人

 

・と、思ったら先で大野の怒鳴り声が。犬猿の仲の堀辺父と会い、喧嘩勃発。衆人環視の中、罵り合いの上に掴みかかる2人の後ろにお庭番が。おそのがどうする?という風に半蔵を振り返ったり、前に出ようとするおそのを半蔵がチョイチョイと手振りで止めてたりが非常に愛くるしい。お芝居細やかねー。

かーわーいーいー❤

 

・ついに刀を抜いて斬りかかる大野、さすがに半蔵が止めようとしたら上様が割って入る「よさぬか、いい年をしてみっともないぞ!」

 

・上様仲裁に大野が去ると堀辺父が腰を痛めて座り込む。駆け寄るお庭番に頷く上様。俺が送って行くよ、て事だろうね。顔を見合わせて苦笑する半蔵おそのがまた激かわ。

半その「(私たちが…)」上「(いや いい)」

かわいすぎて即死(私が)

 

 

・堀辺家。頑固者の父で…と恐縮する政之進に上様「いや、俺も頑固者は大好きだ」爺のことですねw

知ってる



・富士見屋常陸屋と集う作事奉行(江見俊太郎)。御浜御殿修復用資材を安い物と入れ替え、利鞘を稼ぐご算段。

 

・雨の中、御狩場を見回りに行く堀辺。途中、材木入れ替え現場に行き合ってしまう。

 

・翌日、上様と一緒の時に襲われる堀辺。堀辺さん、剣は苦手(本人談)でも襲ってきたのは材木置き場で会った奴だ!とちゃんと覚えてたよ。優秀。

 

・忠相に材木入れ替えの事を話す上様。業者だけじゃできないし材木奉行大野はそんな大それた悪事はすまい、半蔵おそのに黒幕を探らせましょうと進言する忠相。家臣を信じられないのを今さら嘆く上様。ん、どした?記憶喪失??

これまで散々疑ってきたのに…

 

・堀辺から材木置き場の一件を聞き、資材入れ替えに気づいてしまった大野。作事奉行達にねじこむが逆に刺客を送られ、斬られる。半蔵が駆けつけるが間に合わず。

暴漢らと遭遇する半蔵

・しかし刃物持った5人を素手で撃退する半蔵…強いね。

 

・大野が斬られた事を城に報告しに来る半蔵。急ぎの時もちゃんとお仕着せに着替えて城中の急ぎ足(腰に手を当ててスススと早歩きするやつ)なんやね。

中腰なんで腿の筋肉が発達します

 

 

・大野の今際の際に駆けつける澄江と堀辺、堀辺父。娘たちの結婚を頼み、亡くなる大野。堀辺父と大野は喧嘩するほど仲が良い、なのね。せっかくの良い井上昭文が亡くなるの悲しい。

貴重な白い井上昭文が……😢

 

・作事奉行屋敷。富士見屋常陸屋が集まっているところに澄江と堀辺が現れ仇討ちを。

 

・仇討ちはお上の許しを得てするものだ、と嘲る作事奉行達に「俺が許した。尋常に討たれてしまえ!」お上そのものですからね。

 


・許しもなく庭先を汚すとは何事だ!とのたまう悪者を一喝する上様。でも声だけじゃ分からないと思うよ?

急にシルエットクイズが

 

・開き直りでラス立ち開始。

2人相手に易々と押し戻す上様(強)

 

・追い詰められた堀辺と澄江の背後廊下から、お仕着せに打刀引っさげた半蔵が柵乗り越え登場。瞬く間に敵を斬り捨て。かっこいい。

この柵を飛び越え登場する半蔵好きすぎる

かっこよ!!!

「久しぶりだな藤本(byミラーマン)」感が


・暗闇から若侍姿のおそのも。いいですね。

おそのやはり大刀の方が向いてると思う

 

・堀辺の加勢で見事本懐を果たす澄江。

仇討ち完遂

両脇に控える半蔵おその良き


・仇討ちを果たし、あっぱれと評判をあげた澄江。望み通り堀辺と結婚することになり、城に堀辺父も伴いご挨拶に。

 

・望みなら城中勤めを…という上様に今のお役目が向いていると堀辺。向いてる事を一生懸命やるのが一番だよね。でも扶持は八十俵から上げてやってください。

 

・もう腰は痛まぬか?と声かけられ恐縮する堀辺父。上様に送ってもらったことが一生の誉れになるんだろうなー。良かったね。

頑固な年寄り大好物な上様

 

・堀辺が生涯御鳥見役を全うしたのと上様がこの頃よく鷹狩をしたのを告げる〆ナレ。尚武の為もあるけど、気の合う鳥見役もいるので行くことが増えたよ、ってことなんだろうなー。めでたしめでたし。