時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記102話『悪党の首まで取った借金取り』(今村/荒井)感想

相手によって姿を変えて役を演じ、必ず借金を回収する掛取り屋(借金取り)庄助。元は小田原の商家息子で3年前に火事により店と妻と父を亡くし、生き残った幼い娘はショックにより口がきけなくなっていた。
自分の放蕩によりそんな事になったのだと悔いる庄助だったが、灰除金(火山灰を除去する御用金)着服をしている藩勘定奉行と白銀屋が悪事を隠すために妻と父を殺し、店に火をつけたことを知る。

 


・旗本·大名などがまた岡場所に出入りして問題をおこしているらしいと上様の耳に入れる爺。93話で出入り禁止になったじゃないですか?武士のくせに堪え性がないなー。

 

・お庭番が操る船から降り、岡場所視察に行く爺と上様。気が急く爺を追いかける上様😂を笑って見送るお庭番。

落ち着きたまえよ

お守り上様(大変)

もう、おじいちゃんたらー😄的会話


・半蔵「何も町人姿になられないでも良かったのに」爺は町人姿の方ががモテるのをご存知で、なぜなら若い時遊んでいたからだそうです(おその談)

爺には詳しいおその

 

・この調子じゃお帰りは付馬だな、と笑う半蔵にきょとんと「付馬ってどんな馬?」て尋ねるピュアおそのの可愛さに私の心の株価がストップ高です。

かーわーいーいー❤

 

・半蔵の「いや、どんな馬っておめえ…(苦笑)あんまり格好のいい馬じゃねえんだよ」もマジでいいな。惚れる。

はー……かっこよ

 

・半蔵のごまかしでも納得し、良い笑顔のおそのがまた可愛い。

おそのは素直だなあ

 

・しかし付馬(付け馬?)別に下ネタでは無いだろうに半蔵が意味をちゃんと答えないのは体裁が悪かったり上品でない言葉ってことなのかな?爺も「付馬……いや掛け取り屋」と言い直してるし。

・それにしてもこの半蔵おそのが始終笑顔で雑談してるの好きすぎる。話の内容も可愛いし仲良しだし最高か。和崎氏はキャリアがあるぶん台詞も達者だし、夏樹さんも経験重ねて慣れてきたし……で、こういうシーンができるんでしょうね。これからもっと楽しくなるよ。

 

・岡場所で暴れる旗本?が福本清三。しかも台詞有り。

 

・やたら羽振りよくお座敷遊びをする小田原藩勘定奉行一行に軽く驚く上様。奉行は五味龍太郎なので悪い事をしてるに決まっている。

 

・あんな田舎侍に負けてはおられぬ、と小田原藩座敷から芸者達を引き抜いてこいと店の者に命じる爺。心配する上様かわいいですね。

 

・爺のかっぽれは最高。

 

お手の物な爺

 

・踊る爺に女性が注目してるので、杯を差出したのに酌をしてもらえず手酌で飲む上様も良き。

お人柄の良い上様(好き)

 

・翌朝、店に1人残されてる爺。代金の支払いは25両3分2朱。ちなみに評判記の以前の話では現代の価値で1両=10万円だったので、258万7500円ですね。

 

・半蔵の予想どおり付馬である庄助を伴って屋敷に帰る爺w

 

・め組で昨晩の小田原藩豪遊の話しをする上様。そこへ両替商が訪ねてくるが、その白銀屋が汐路章。これまた悪い事をしているに決まっている。しかも金髪(白髪なん?)ですよ。

胡散臭さしかない

 

・め組に天目茶碗があるなんてw汐路章はそれを百両で売ってくれと。おさいが断ると二三日貸してくれなど。貸しちゃアカンよ。

 

・小田原勘定奉行所の金の流れなどを探れと命じられるお庭番。

モノトーン半蔵と赤い柄着物なおその
コーデの色合わせが良い

 

・小田原勘定奉行所に行くお庭番。そこには天目茶碗を五味龍に見せる汐路章が。
あの…半蔵おそのは庭に潜んで話を聞いてるんですが…障子が開いていて、どう考えても五味龍から見える位置に二人がいて笑える。

お前の目は節穴か?

 

・あっさり蔵から天目茶碗を持ち出し、蕎麦屋で上様に渡すお庭番。蔵での二人の話し方もタメ口だし、今村脚本の半蔵おそのはやはり同僚感が強くて良い。

厳重な蔵だそうです(五味龍談)

心なしか上様への報告も軽い

 

 

・上様紹介の蘭方医に診てもらい、少しずつ良くなる娘。火付け殺人の実行犯である五味龍の配下を見て記憶を取り戻し、悪事の全てが上様知るところに。

 

・天目茶碗がなくなったので江戸に出てきて白銀屋と会う五味龍。当然、上様半蔵庄助が。おそのどしたん?

 

・今回は上様バレ無しで通りすがりの風来坊&坊主でひと暴れ。本当、悪人達にしてみれば何なんだよ?お前たち!?って感じだろうな。

謎な天下の風来坊と坊主がぶちのめすよ


・追い詰められて倒れた味方の刀を奪い、よりによって上様に向かっていく汐路章。無茶や。せめて庄助にしておけば…

何故そのチョイス?

 

・最後に残った五味龍を庄助に仇討ちさせてやる上様。錫杖で五味龍を押さえておいてあげる親切な半蔵。

五味龍をしっかり固定する半蔵(親切☆)

 

江戸城。庄助に一目置かれていた爺、見栄や欲があるとかっぽれなぞは踊れない、それを庄助は見抜いていたのでしょう…と。

 

・そうだな、俺にもかっぽれを教えてくれと言われ上様に教える爺。途中でハタ、と気づいて「上様がかっぽれなど、とんでもない!」上様「(先程と)話が違うではないか!」むーと睨み合ったあと、笑い出す二人。尊い

仲のおよろしいことで…