時代劇+α 拝見録

吉宗評判記 暴れん坊将軍のお庭番(半蔵おその)を主軸とした感想記録・半蔵役の和崎俊哉 氏の出演作感想も

吉宗評判記98話『狼の里から来た娘』(今村/荒井)感想

御府内ご法度の鉄砲で大槌屋(名和宏)を狙い撃った姉妹。姉(ジャネット八田)が捕まり、斬首になるところを執行人の朝右衛門が命の恩人の猟師の娘ユリだと気づき、刑の延期を願い出た。事情を中々話さない娘だったが、伊佐山藩の隠し金山を見た父が殺され、それに大槌屋と伊佐山藩家老(今井健二)が関わっていた事が明らかになる。

 

山育ちには見えないメイクなジャネット八田

 

・首切り役の「今日は気合が今ひとつ…」で執行延期になるもんなの?

 

・3年前、山中で猟師とユリ・サキ姉妹に命を助けられた朝右衛門。猟師が飼ってる子犬可愛いね。何か事情があるはず、と上様に嘆願。

いぬーーー!

訴え朝右衛門 おそのは顔に出すぎ😂

 

・朝右衛門の訴えもあり、ユリが大槌屋を狙った理由を知りたいので放免したい上様。

 

・しかし放免ならぬとなれば…はい、牢破りですね。

超法規的措置

 

・ユリの牢獄におそのが。おその、生まれた時から女囚なん?という位似合う(それはどうなの)。

違和感無しな女囚おその
それはともくユリの皮脂をおさえてあげて

 

・自分も猟師だと懐柔作戦。一緒に逃げようと誘う。

 

・そこへ牢屋同心に扮した半蔵が。女囚おそのと同じで生まれた時から同心な(以下略)。

違和感無しな同心半蔵

・「武州無宿、その!」お調べの呼び出しだけど、半蔵の“その”呼び萌える。

 

・牢破り後、どこかの小屋に潜伏してる半蔵とユリ。おそのの仲間という設定(御庭番仲間なので嘘ではない)で芝居中。ユリの心を開かないといけないからねー。

質問に答えてない半蔵

 

・人足?コスプレ半蔵、焚き火の串焼き魚をユリに。何か美味い魚焼きそう。

 

・食べてるユリを見て笑顔になる半蔵がかわいい…けど若干目が虚ろなんだよな。お疲れ?光量が少ないから?

でも食べてくれると嬉しいよね

 

・普請場で働いていた妹のサキを連れてくるおその。いたれりつくせりです。

 

・再会を喜ぶ姉妹を見て笑顔の半蔵おその、可愛さにより+1000点。

いい人たちだね

 

・大槌屋は金山銀山の開発を請け負う山師。でも名和宏は上品悪役顔なので山師感が無いな。

 

・伊佐山藩家老は今井健二名和宏に今健…豪華。

 

・熱を出したユリの様子を見に上様が小屋に。おそのが「新さんと言って私達の仲間」と紹介してたけど、仲間仲間って何の仲間なんだよw

全て”仲間”のみで押し切る御庭番たち



・結局ユリはめ組に。おさいの中で新さんの株が瀑上がりしてるのなんで?

 

・サキが普請場に給金を貰いに行っているのを待っている半蔵。そこへおそのがユリの事を。「わかった、め組に連れて行くよ」と言って手慰みの小石を投げ捨てる半蔵男前。フランクな口調良き。

ため口よき

無駄に男前顔で小石を弄ぶ半蔵(好き)



・サキにめ組までの道々「新さんは俺たちの仲間だ、よーく言うこと聞くんだぜ」と言い含める半蔵。おそのと半蔵の“新さん”呼び新鮮ですね。

もんぺみたいなの履いてて可愛いサキ

・しかしサキと半蔵、田舎から出てきた娘とそれをたぶらかす女衒にしか見えない。

どう見ても女衒(騙されないで!)

 

・ユリとサキがめ組にいるらしいのを大槌屋の者だけでなく今井健二まで確かめに来てるの笑う。家老なんだから配下の侍だけよこせばいいのに。意外にマメな今健。

ヒマなんか??

・半蔵がサキをめ組に連れて来た時大槌屋の手先(西田良ら)につけられていて「え?気づかない?」と思ったんですがユリ達を狙っている奴ら(大槌屋伊佐山藩)を突き止めるためにわざとだったんですね。

まんまと伊佐山藩邸まで後をつける御庭番

 

・大槌屋と組んでるのは伊佐山藩の原田、と報告する半蔵おその。上様朝右衛門御庭番で卓囲んでるの和む。

何食べたんだろうね

 

・原田と聞いてすぐ江戸家老原田安左衛門だ、とフルネームまで出てくる生き字引上様。それは勘定奉行から江戸家老に異例の出世をとげて江戸城に挨拶に来たせい。

 

・回想の「苦しゅうない面を上げい」で上げた今健のお顔が、見ただけで「有罪!」と言いたくなる凶悪さです、ありがとうございます。

有  罪!

 

・大槌屋を見張る御庭番…はいいんですけど、おそのが急に飴屋の格好に。あ、半蔵が同心&人足をしたのでおそのは女囚&飴屋と数を揃えるコスプレノルマですね(嘘)。毎回ノルマを課してください。

特に意味もなく飴屋に

 

・大槌屋の駕籠を一人で狙撃しようとするサキ。駕籠には鉄板が仕込まれていて失敗。駕籠めちゃ重くなってそう。

良いスナイパーぶり

手抜かりない名和宏(くそう)

 

・用心棒達に囲まれ斬られるサキ。トドメを刺そうと振りかぶった手に手裏剣が。駆けつけるおそのと半蔵。

 

・飛び蹴りする半蔵がかわいくて動悸がします。

 

・サキを抱え起こし声をかけるが絶命。サキ!と呼びかけるおそのと憤る半蔵。二人とも感情的に。サキさん妹感満載でかわいかったもんね…。おその自身も妹がいるので身につまされて余計つらいだろうな。

半蔵おそのは人間味があるのが魅力

・半蔵に「連中の行く先を突き止めて。サキは私が」とおその。今村脚本の2人は同僚感が強いな。

ため口よき(その2)

 

・雨の中サキの遺体を戸板に乗せ連れ帰るめ組。なぜ筵をかけない…と思っていたのですが大事なめ組の半纏をかけてあげてるのね。

憤るめ組 いい人たちだよ



・隠し金山から5万両分の金塊を受け取る今井健二名和宏。二人でお互いの気持ちを楽しそうに確かめ合うのはいいけど、そんな事してる間に上様来るで?

 

・上様じゃなく半蔵が単独で登場…何故に?あ、上様到着するまで引留める為か。

 

・半蔵大暴れw絶妙なタイミングで上様とユリが。

 

・上様の顔を見て「まさか…!?」今健はできる子だからすぐ上様と分かるよ。

できる子な今健❤

 

・殺陣のテーマと共に朝右衛門とおそのも歩み寄る…かっこいい演出狙ってるぽいのに何か面白い感じになっちゃってるの不思議。半蔵が一人で出てきた時からちょっと笑えたからね。

 

・大槌屋を刺し、仇をとるユリ。ユリさんすごく出来そうなのに抜刀が今いちだな…でも刀舟先生でレギュラーだったよね?と思ったらあの役は殺陣をする役じゃなかった。納得。

 

・今健に背後から刀を突き付ける上様かっこいいーー!

 

・吉宗呼ばわりして斬りかかる今健もさすが。好き。

上様呼び捨ても今健なら許せる
(この後上様に叩きのめされます)



・御府内発泡はご法度なので自害しようとするユリ。大槌屋を撃った鉄砲は現場に残ってなかったので証拠無し、大槌屋狂言だろう…と上様。恒例ゆるゆるお裁き。幸せにおなり。