2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
甲府城御金蔵から御用金が奪われ、甲府勤番支配の関与を疑う吉宗は甲府入りする。そこで婿養子でうだつの上がらなさを妻に責められ家出した勤番役人安斉勘八に出会った。己の出世より人命を大事にする彼の心根を知った吉宗は御用金強奪犯捕縛の手柄を立てさ…
前記事より続く
津軽藩家老、工藤伝八郎という侍、八代屋が結託、藩政を握るため藩御用達だった千歳屋に放火して潰す。それを調べる為に家老に奉公していた千歳屋長女お志乃も殺す。だが遺棄した死体が川に浮き、隠すために辰五郎知り合いの臨月女房持ち勘太を利用し処分し…
吉宗の乳母おりくの方が江戸に出てくる。喜ぶ吉宗と爺だが、実はおりくは重い病で末期の別れに来たのだった。一方、おりくが権力を握るのではないか?と案じた柳の局が、勘定奉行を罷免され隠居した萩原監物を焚き付け、監物はおりくの方を亡き者にしようと…
江戸城への魚納入は日本橋魚河岸が担っていたが深川河岸も加えては?と賄・台所頭からの要望が。そこへ日本橋元締の大和屋の料理で腹痛をおこしたと旗本が騒ぎ出し、大和屋の板前亥之吉と知り合っていた吉宗は不審に思う。御庭番に調べさせたところ深川元締…