2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
馬の改良のために吉宗が輸入した外国馬紀州号が輸送中に襲われ箱根山中で行方不明に。幸い元南部藩士で放逐された馬医者が保護し、駆けつけた吉宗らと共に江戸に連れてくる。しかし利権のため外国産馬輸入に反対する一味は諦めず、馬比べに参加させないよう…
父を謎の銃撃で亡くし、病の母を蜆売りで支える少年正太。彼の売る蜆が食中毒を引き起こし、町の人には憎まれ奉行所に捕らえられる事態に。不審に思った吉宗の指示から蜆が鉛に汚染されていた事が分かり、ひいては父を奪った弾丸密造の陰謀が暴かれる。
実家が裕福な奥女中を罠にかけ、金を強請り一家心中までさせた大奥御年寄 松風と御広敷用人 篠原図書。一味が次に狙ったのはめ組 久の幼なじみ、今津屋のお澄だった。
龍虎の命の恩人浜村は息子の病のため禄を離れ、あこぎな金貸し佐渡屋の用心棒をしていた。だが息子の友達の家へ過酷な取り立てをしたことで彼に軽蔑されてしまう。話を聞いた吉宗は息子が誇れる父になるよう説き、佐渡屋の不正を正す協力を請う。
前記事より続く
吉宗を狙う尾張からの刺客は半蔵の伊賀の里での師匠室田半左衛門とその一味だった。室田の娘こずえと恋仲でもあったのに、その父を斬らねばならぬことになる半蔵を慮って吉宗は「お庭番を辞め、里に帰ってこずえを幸せにしてやれ」と命じるが…
狼被害の実情調査をするため、馬の口取り役・小助と共に石神井まで行った吉宗。同時に、尾張からの刺客一味が江戸に入ったとお庭番が情報をもたらし、右往左往する忠相たち。しかし小助が狼用の罠にはまり瀕死の重傷を負ったことで、吉宗は助けるために奔走…
御用金2万両が強奪され、生き残った警護役の同心沢村に疑いの目が。娘の多恵は父の汚名を返上しようと自ら動き、吉宗も御用金運搬情報漏洩を怪しみ真相を探ろうとする。
マザコンで変わり者と謗られる天文方渋川平助が新御番頭野尻弾正邸で植木職人が殺されるのを目撃。知り合った職人の娘お雪の為に真相究明しようとするが野尻は贋金作りをしており……
泳げないのを苦悩する御徒組の真下。吉宗は彼と知り合い、水練特訓をすることに。だがその特訓場所には抜け荷の品が沈んでおり、取り戻そうとする浦賀奉行と伊勢屋の悪事が暴かれる。
ひょんなことからごろつきを倒し、女侠客を気取るおさい。それを町火消を潰そうと企む元老中と定火消役に利用され、殺人容疑で投獄される羽目に。吉宗は何とか容疑を晴らそうとするが…
薩摩藩の琉球への圧政を、琉球の姫・安南(あなみ)を助けたことにより知る吉宗。何とか琉球の苦難を救ってやりたいと思案するが、薩摩藩はお抱えの忍び開聞党を使い姫を亡き者にしようとする。
商売敵となる町方私塾を疎んじる高家旗本たち。私塾をすべて潰して許可した吉宗も失墜させようと画策。手先の女師範をおまちが通う私塾に入り込ませるが、新さんや生徒たちにほだされ女師範は改心。怒った高家たちに始末されそうになるが…
綱吉の養女で吉宗の大叔母にあたる竹姫は2度の縁談が流れ、江戸城三の丸で気鬱の日々を送っていた。それにつけこむ尾張藩留守居役が竹姫に贅沢をさせ評判を落とし、ひいては吉宗を失脚させようと画策する。
大奥で3年ぶりの畳替えが決まり、吉宗提案で柳の局の賛同もあり御用達ではなく江戸中の畳屋から見本を集め業者を選定することに。御用達業者と組んで儲けようとしていた若年寄は目論見が外れたばかりでなく柳の局からも疎まれ、彼女の秘密を探り出す。
東照神君遺愛の脇差しが江戸城から盗まれ、数日後には脇差しが必要な行事(嘉祥の祝い)があり窮地に陥る吉宗。餅は餅屋、と更生した大泥棒吉兵衛に弟子入りし、脇差しを取り戻すため力を尽くす。
寺社奉行安藤家に奉公していたお初。結婚するため退職を申し出るが安藤はお初に執心。屋敷に閉じ込めるだけでなく娘の帰りを望む父政吉と婚約者清次に、あろうことか隠れ遊郭建設用に地上げをしたい長屋に火をつけろと迫る。
日光東照宮修築用の材木納入を落札した木曽屋。卑劣な嫌がらせにあい、助けてくれた老侠客島蔵を雇い入れる木曽屋の娘お道と佐吉。だが嫌がらせをしているヤクザ駒形屋の先代は島蔵の昔の親分だった。駒形屋に「人斬り島蔵」と呼ばれた己の過去をたてに呼び…
薩摩藩後ろ盾の三千両富くじに熱中する江戸の人々。知り合った少年の両親らが殺されたことにより、富くじの裏のからくりに気づいた吉宗が陰謀を砕く。
義賊の隼小僧次郎吉は重税に苦しむ恩人の横手村名主庄兵衛のため、盗みを働いていた。しかし領主江川主殿に庄兵衛は殺され、自分の行いでは村の苦しみは終わらないことを悟り江川と刺し違える覚悟で屋敷に向う。
阿弥陀仏に会いたいがため、一心不乱に西を目指して突き進む修行僧市松。め組で彼に会い、許嫁と母を失った悲しみからの行動と知った吉宗は進行方向にある江戸城を通行させてやろうと尽力する。ところが許嫁を殺した御先手鉄砲組組頭が市松を知ることになり…
御狩場の鴨を見回る御鳥見役の堀辺政之進と出会う吉宗。堀辺は己のお役目に誇りを持つ良い若者だが、恋人の澄江の父と自分の父の仲が悪く悩んでいた。しかし澄江父の材木奉行が御浜御殿改築工事費着服の陰謀に巻き込まれ…
前将軍の菩提を弔う元大奥女中達が暮らす桜田御用屋敷。そこで働くお端下お孝が目安箱へ御用屋敷に閉じ込められた女達の苦悩を訴えたのをきっかけに、御用屋敷奉行の公金着服などの問題が明らかになる。
町名主の組合長である肝煎名主庄兵衛が殺される。後任の肝煎には年功序列で助太夫(睦五朗)が指名されるところを、娘婿の清次郎(森次晃嗣)が異議申し立て、入れ札(投票)で選ぶことに。因習に逆らい若者の代表として立候補する清次郎だが肝煎の利権を狙う奉行…
お毒味役の柳田市十郎はつまみ喰いと嘲られるお役目に飽き飽きしていた。そこへ上司の御膳奉行から勘定奉行を紹介され、出世の道が開かれたと喜ぶ。ところが米価の釣り上げを狙う奉行らの陰謀に加担する羽目になってしまい…
軽輩だが太鼓によってお城…ひいては江戸の人々に時刻を知らせる自分の仕事に誇りをもっているお太鼓方侍。惚れている質屋の女主人お千代が悪徳役人への献金を断った為に危機に見舞われ、難を救おうと男を見せる。
伊賀から来た新しいお庭番・狭霧には里の者も知らぬ双子の妹がいた。妹は汚職の濡衣を着せられ切腹した夫の為に復讐を始め、狭霧もその仇討ちに巻き込まれていく。
水戸中納言の言葉で京都所司代の行状を見に京へ旅立つ吉宗。所司代が改築に三万両寄進したという寂光院を見に行くと、とてもそうとは思えない荒れ寺で、所司代や結託するヤクザの悪行を聞き及ぶ。
海が荒れ、江戸への生鮮品物流が滞るなか、各藩からの献上品を運ぶ御用荷馬車が江戸の街を暴走して庶民を苦しめていた。吉宗は献上品運搬は急ぐに当たらずと担当若年寄に伝えるが、一向に暴走はおさまらない。何故か品不足の筈の魚や果物も高値で出回ってお…
4人いる老中の1人が急逝したことにより老中職獲得を狙い、大奥や幕閣中に進物攻勢をかける大内伊予守。現老中の青山備中守に取り入るために腰元を妾として差し出そうとするが、腰元には婚約者がおり逃げられ、上様知るところに。